作品
侵略と正義の戦争はどう違うのか。戦争を起した側が悪いなら、起すよう仕向けた側の責任はどうなのか、戦争は避けられるだろうか
ガンを患う老夫婦、ホームレスの碩学、夜逃げの中年夫婦――年に一度、ワゴン車で北をさすらう熟年夫婦の清貧“ふれあい”放浪記
ラーメン、酒、野菜、魚、おでん、CM、病気、本屋……十五年間に、さまざまなテーマで語り合った二人の対談がついに一冊に!
無実の罪で捕えられた浪人は凄惨な拷問の果てに刑死。同時刻、奉行所に真犯人が名乗り出た。同心の執念を描く表題作ほか四篇収録
アジアにおいて日本の工業技術の優位は様々な分野で後退している。エレクトロニクス、自動車、鉄鋼、通信、金融等に迫る変革の波
在日として祖国と日本を見つめ続ける著者が、23年ぶりの帰国の旅で思考した生と魂の問題をリアルにビビッドに描き切る長篇力作
右翼の巨頭、頭山満の足跡を丹念に追い、その人間的魅力に迫りながら、大胆な日本人論、アジア論を縦横無尽に展開する傑作評伝!
「モロハのヤイバ」はどこかヘンですね。日常、何気なく使っている言葉を吟味、その用法、語源を探るうちに身につく“一口知識”
国民作家と親しまれ、高度成長期の日本人に勇気と自信を与えた文明批評家にして小説家、司馬遼太郎への鎮魂歌。司馬ファン必携
一八○三年、常陸にUFO出現。巨大な光の円盤の舟から異様な服を着た婦人が出て来た――虚ろ舟飛来記に心血を注ぐ馬琴と倅宗伯
みずから望んで銃殺刑に処せられた殺人犯の実弟が、兄と家族の血ぬられた歴史、残酷な秘密を探り哀しくも濃密な血の絆を語り尽す
新発見!やり過ごし、尻ぬぐいこそ組織を安定させ、発展させる力だ。「係長」の役割に着目した気鋭経営学者が解く日本企業成功の秘密。
宿屋を狙った連続盗難事件の陰にいま江戸で評判の祈祷師、清姫稲荷のおりょうの姿がちらつく。果してその正体は。表題作ほか七篇
ペルー・イカ川で発見された一万一千個の石。その表面に彫られた人間や恐竜の模様に秘められた謎とは? 人類史の書き換えを迫る書
本の返却を忘れたらどんなに怖いことが起こるか? ポラロイド・カメラの怪とは? 恐怖とブラック・ユーモアの語り部の真骨頂!
不気味な大男が忠吾にせまる「男色一本饂飩」、盗人が鬼平毒殺を狙う「白い粉」……悪党の過激な攻勢に鬼平達の運命は?全三篇を収録
身近になった海外留学。でもどんな困難が待ち受けているか心配。16歳のフツーの女の子が綴る親子のためのホームステイ・レポート
戦後政治の重要局面を本人の日記等、重要資料を随時引用しながら、率直に回想。忌憚のない政治家評をまじえ、この五十年を検証する
九七年七月一日、香港返還。その後を激変が襲うか、21世紀中国がどうなるかは、日本人にとって無縁ではない。専門家十人が論じた
座して亡国を待つことはできない。震災、経済破綻、政治不在。危機の日本を憂い敢えて問う。国家の拠って立つ所はどこにあるのか?
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。