作品
姉川合戦から本能寺の変にいたる戦国の世に相愛の二人の忍者、於蝶と半四郎の愛欲と死闘がつづく。人生の寂寥を描く三部作完結篇
(上を参照)
二十二歳のカポーティが田舎のおばさんにプレゼントしたまま四十年間埋もれていた佳品を美しいエッチングで飾った愛すべき美麗本
日本人初のF1ドライバー中嶋悟の加入で空前の強さのホンダ・エンジン勢と迎え撃つドライバーの熱き“レーシング・スピリット”
日米関係の危機にその友好再建の道を示した「日米兩國民に訴える」を始め、「獨斷的な、餘りに獨斷的な」等、警世の発言全四十一篇!
戦後の廃墟の中から立ち上がり、奇蹟の復興を遂げ、経済的繁栄をみるに至るまでの日本の歩みを、実感溢れる証言によってふり返る
第二次大戦下のヨーロッパ戦線で敵味方を問わず兵士たちの間で愛唱された歌の謎とロマンを追って海外に取材し話題を呼んだ異色作
イチョウとカエデの紅葉するこの町を、離れるべきか留まるべきか? 人生の転換点に立つ男の心を自然の息吹きの中に描く長篇小説
敗戦日本の最大課題は天皇問題であった。マ元帥との会見の詳細を描きつつ、天皇と太平洋戦争との関わりを問い返す注目のレポート
豊臣家の繁栄と天下の平和をねがう加藤清正の苦衷……徳川家康の魔手から清正をまもる忍者丹波大介と女忍・於蝶の活躍を描く長篇
一介のエンジニアから、倒産寸前のいくつもの会社を立直し、財界総理に推戴された昭和の清廉なる経営者、土光敏夫の感銘深き人生
総合雑誌「文藝春秋」に載った中から精選され配列された名文章・好読物によって、激動の昭和史を俯瞰する。菊池寛生誕百年記念出版
戦時中は大本営参謀、戦後は大商社のビジネス参謀を経て総理の参謀を務める。いつの時代も参謀であり続けた実力者の人間像を探る
フランス料理の作り方を紹介し、お客と共に賞味して育児論、日本人論、進化論、都市論、映画論の知的対話を愉しむ。オールカラー
七十五歳から絵を描きはじめた“田舎のふつうのおばあさん”の素朴な作品はたちまち世界中の人々の心を打った。全貌を伝える画集
白いなめらかな肌を男に許しながらも、忍びの技と道に身を賭してゆく於蝶。上杉謙信を助けるべく、天を奔り地に潜む女忍びの魅力
ビジネスの最前線におけるちょっとしたヒントからペットに注ぐ愛情の話まで、日々を楽しく豊かにするエピソードをたっぷりご披露
幻の“アイオワ野球連盟”の実在を信じて、四十日間、二千イニングの雨中の決戦を見とどけ、“夢”の力を実証する野球ファンタジー
「進歩主義の自己欺瞞」「批評家の手帖」「常識に還れ」「論争のすすめ」等々、物事の本質を鋭く剔抉して止まぬ、批評精神の神髄52篇
ベストセラー『極道の妻たち』につづくシリーズ第二作。自民党代議士の夫人十人に密着取材し、超多忙で苛酷な知られざる姿を描く
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