作品
田鶴藩の後嗣・圭寿、彼に寄り添う伊月、そして闇神波一族の生き残りと出会った燦。妖婦・静門院によって少年たちの関係にも変化が。
時効撤廃を受けて設立された「特命捜査対策室」。たった一人の捜査員・水戸部は退職刑事を相棒に未解決事件の深層へ切り込んでゆく。
レアメタル入りのウナギ、蘇生した縄文時代の寄生虫、高性能サル型ロボット…。科学技術に翻弄される人類の幸福はどこにあるのか!?
新聞記者、彼の師匠である民俗学者、そしてその娘。ある事件をきっかけに止まった彼らの時間を、お草さんは動かすことができるのか?
筑後柳川の立花宗茂は、秀吉の九州攻めで、勇名を馳せ、関が原で西軍に属して改易となり、のち旧領に戻れたただ一人の武将である。
若き町年寄・樽屋三四郎が影の情報集団「百眼」とともに、事件を未然に防いで江戸の町を守る! 熱く爽やかな人気シリーズ最新刊。
村長になった父とともにこよみ村に移り住んだ中学二年生の奈央は様様な不思議な体験をする。村には「予言暦」という秘密があった。
『戦力外捜査官』で人気急上昇中の著者書き下ろし動物園ミステリー第三弾! 事件の鍵はフワフワもこもこ愛されキャラのあの動物?!
結婚生活を守る絵美子と、仕事一筋の圭は短大時代の友人。絵美子の家庭崩壊とともに変わる女の幸せを正面から描く傑作長編。
すぐれた人間観察を筆にのせ、人々の素顔を捉えて絶賛を博した著者が、最も脂ののりきった時期に遺した傑作揃いのエッセイ集。
「人生とは落丁の多い書物に似ている」。創刊時の「文藝春秋」に連載され、いまなお読者の熱烈な支持を受ける箴言集。筒井康隆解説。
これを読まずに捕物小説は語れない。ドラマや映画でもお馴染み、江戸情緒と人情、推理と反骨の名作傑作選第三弾。注解付き。
著者自らの幼稚園児送り迎え体験をもとに幼稚園を巡る事件と園児たちの大人顔負けの賢さを描く涙と笑いの連作ミステリー。
呉服屋の娘だったおりんは店が潰れた後、叔父を頼って江戸に出る。ふとした事で越後屋で働くことになったおりんが見たものは?
綺羅、星の如く輝く作家たちの手による“時”をめぐる物語。文庫オリジナルでお届けする、宝石箱のような短篇集をお楽しみください。
最初にかぶりつくのは丸い方から?尖った方から?ゆで卵一個は何口で食べ終えるのが正しいか?!「食」への好奇心はいまだ衰えず。
長野刑務所に収容されたホリエモン。華やかな生活から一転、不自由な刑務所生活。その中のささやかな楽しみとは? 実録マンガ付き。
作家になるまでの道程、偏愛する映画や本、昔好きだった女の子の話…独自の視点で日常を切り取り丁寧に言葉を紡いだ新感覚エッセイ。
スペインの山間部、ネパール奥地、戦火のバグダッド……迫害され続ける人々の魂に寄り添って描き出す、大宅賞作家による渾身のルポ。
通訳人生40年を振り返り「日本」「イタリア」そして「人を結ぶ言葉の粋」について考察するちょっと過激でユーモラスなエッセイ集。
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