作品
源氏政権の鎌倉幕府に先立って、「平氏にあらずんば人にあらず」と言わしめた平清盛。その実像を、NHK大河の時代考証者が描く!
その人は一人涙を流していた。長春の学生寮で知り合ったラオス人のドゥン。北京、東京、ビエンチャン。彼を追って私の旅は続く
34万人のフォロワーを誇る乙武さんのツイッター。そこで展開される障害や教育、差別語など「人生相談」的なやりとりを1冊に
有能な教師の仮面をかぶった学園に潜むモンスター、ハスミンこと蓮実聖司。“モリタート”の口笛とともに完璧な犯罪が重ねられていく
80歳を迎えた女流歌人が四季折々の心に触れたことを円熟の筆致で詠う第三歌集
佐藤愛子さんの人気エッセイシリーズ「我が老後」。雑誌連載開始から20年、今回がシリーズ最終巻。最後の(?)愛子節を堪能されたし!
孤独死した祖父の遺体一面に残されていた女の名前と梵字の刺青。祖父の交友関係を探り始めた薫の前につぎつぎ怪しい人々が現れる
子供の頃から居眠りばかり、昼行燈と呼ばれた大石内蔵助。大らかな男が、人としてなすべきこと——仇討ちを果すまでの生涯を描く
日露戦争前後の上流社会を風刺した、日本人の誰もが知る名作を復刊。目に優しい大きな活字。現代人の感覚に即した実践的な注釈付
刺客マンゴーの出現に、メロンはどう立ち向かうか?! ビールをお燗、冷やし中華電子レンジ調理法……丸かじりを読んで小さな幸せを
深夜に乗せた女の客が車内で死亡。タクシードライバーの蛭間は遺族の懇願で東京から佐賀へ車を走らせる。死者を客として——
「納得ずくで離婚したのに、なぜか女房のところに住み着いているのです」。男と女の世界を、ほろ苦いユーモアで描く、直木賞受賞作
ひとつ目女とともに誰も見たことがない魅惑の世界へ。幻の動物を追って驚異の冒険が始まる。会心のシーナ的SFワールドが誕生!
定年夫に冷たい妻たち、きちんと挨拶する子の薄気味悪さ、80代仲間の会話の中身……笑って怒って哀しくて、なぜか元気が出る!
多感な少年期に、誰と出会い、何を学ぶべきか——。少年たちが通らねばならぬ厳しい道程に優しい光をあてた、心暖まる傑作小説集
東郷平八郎を名参謀として支え、日清・日露の海戦に偉大な足跡を残すも、けっして功を語らなかった不世出の海の名将の清廉な生涯
巨万の富と世界的名誉。世の高みに登りつめた者たちが今宵も集い、胸に秘めてきた驚愕の経験を語りあう。浅田版、現代の百物語
海底から引き揚げられた2000年前の謎の機械。いったい誰が何のために創ったのか? 研究者の名誉をかけた100年に渡る熱いドラマ
娑婆に戻った瓢六の今度の相手は、妖艶な女盗賊。いくつもの事件に関わりながら、正体を見せない女の真の目的は? 衝撃のラスト
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