作品
大正時代、大財閥と並ぶ栄華を誇った鈴木商店は、なぜ焼打ちされたのか? 流星のように現れ、昭和の恐慌に消えていった商社の盛衰
計らずも友の仇討ちを果たした侍の胸中を描く「花映る」ほか、苛烈な運命にも屈しない人々の高潔な魂を鮮やかに描く6つの物語
仕事と趣味を満喫してるのに「嫁に行け」と迫る姉。人生のダンスを楽しく踊る秘訣は? 至言が満載の長篇エンターテインメント小説
「首斬り浅右衛門」の異名で天下に鳴り響き、罪人の首を斬り続けた山田家250年の末路とは? 豊富な資料を駆使して描く異色作
人が命がけで守るべきものは何か。救いのない武家の掟の厳しさを描いて、人間の強靭さと暗いカタルシスを伝える珠玉の短篇集
昭和23年12月23日、7人のA級戦犯の死刑執行。その日はまさに「ジミー」、皇太子明仁の15回目の誕生日だった——
上杉と武田、川中島の戦いはいまだ決着せず。それぞれを信奉するライバル社長同士が雌雄を決しようとする時、連続殺人の幕が開く!
新しいアルバイトの女はトラブルメーカーだった。杉村三郎は解雇された彼女の連絡窓口になる。折しも街に無差別連続毒殺事件が……
開戦から戦後までの永井荷風、伊藤整、高見順、山田風太郎らの日記に見る高潔と人間くささ。非常時における日本人の魂に迫る評論
異能を持つ「神波の一族」の生き残りの少年「燦」。里を離れて、江戸に向かった少年たちを描く、絶好調人気シリーズ第2弾!
仕事に挫折し、世を捨てて田舎に移り住んだ岸川を待っていたのは、頼りない役所職員と元気なジジババと挑む、町おこし作戦だった!
与力や同心の組屋敷がある八丁堀で、立て続けに同心の殺しが起きる。殺された同心たちは、かつて田沼意次一派と親密な者たちだった
警察官の大友がかつて所属していた劇団の記念公演で、主宰の笹倉が刺殺される。その手口は、上演予定のシナリオそのものだった……
エッセイとカラー写真で感じるニューヨークの街と人々のあたたかさ——。累計20万部突破の大好評「NYの魔法」シリーズ第4弾
10年半の長期にわたり侍従長を務めた著者が綴る、知られざるお人柄と日常とは——。大震災後の両陛下のお姿にも触れた増補決定版
智恵と工夫さえあれば、老後のひとり暮らしは怖くない。おひとりさまブームを巻き起こした75万部のベストセラー、待望の文庫化!
矛盾を内包する国アメリカで、何が起きているのか? 政治、映画、音楽、TVなどの題材から浮かび上がる、いびつな超大国の実像
田安徳川家第十一代当主が、今度は、人の使い方、国づくり、街づくりにおける家康の経営手腕を伝授する。サラリーマン必読の書
主人に鼠の糞を食わせた13歳の少女は死罪。身元不詳の女と一緒に旅した男は、死ぬまで入牢。バレたらとっても怖い、江戸のお白洲
「剃刀」と称される南町奉行所吟味方与力・秋山久蔵の活躍を描く人気シリーズが文春文庫から登場。多彩な脇役と共に江戸の悪に挑む
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