作品
浪人・藤田の元に、情夫と逃げた前妻から手紙が届いた。悪党に脅かされているのが、助け出して欲しいという。相談を受けた忠吾は……
屈強な浪人どもに護られた籠を襲おうとする71歳の老武士と出会った平蔵。20年前に息子を殺された敵討ちだと言うのだが……。
盗賊の子と火盗改めの妹、隠し子二人の運命を描く特別長篇「炎の色」と、著者の急逝で未完となった「誘拐」他二篇収録の最終刊
部下思いの“仏の平蔵”らしい慈愛溢れる六篇を収めた二十一巻と、正体不明の敵に自らの家族まで狙われた鬼平の苦悩をえがく二十二巻
平蔵の昔なじみの生臭坊主が急な報せを持ってきた。急ぎばたらきをする兇賊一味が茶問屋を狙っていると言うのだが…。全2話収録
面白半分で首を突っこんだ仇討ちが意外な展開になる「助太刀」。おまさの旧知の女盗が辿る哀切な人生を描く「引き込み女」等を収録
名前さえない不思議な居酒屋に平蔵が立ち寄ったその日、店は襲撃された。傑作長篇「鬼火」の十七巻と「蛇苺」他五篇を収録の十八巻を刊行
お元を殺害し逃亡した磯部の万吉が、凶賊どもを率いて再び江戸に姿を現した。お元の敵を討つために鬼平の策が冴える。全2話収録
二夜続けて同心が殺された。火盗改方を挑発する兇刃に平蔵の闘志が湧き上がる。長篇ならではの興趣に満ちた(十五)「雲龍剣」と(十六)刊行
盗賊のモラルを守りぬく真の賊が、畜生ばたらきの一味を成敗する「一本眉」、平蔵自ら賊に扮する「殿さま栄五郎」他、各六篇を収録
盗賊のモラルを守りぬく真の賊が、畜生ばたらきの一味に仇をなす「一本眉」、平蔵自ら賊に扮する「殿さま栄五郎」他、各六篇を収録
上信三州の盗賊団の首領“妙義の團右衛門”は鬼平の評判を聞きつけ、鼻をあかしてやろうと江戸の盗めに乗り出した。全二話収録
好物一本饂飩を楽しんでいた忠吾がさらわれる「男色一本饂飩」をはじめ、女をめぐる同心兄弟の因縁を描く「いろおとこ」等を収録
鬼平が、密偵のおまさと大滝の五郎蔵の仲人をしてやる「鯉肝のお里」や、息子の辰蔵が徹底的にしごかれる「追跡」など傑作を収録
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。