作品
メジャー挑戦の途上、松井秀喜はなぜ打法改造に踏み切ったのか。本人の肉声、そして日米の比較を通じてホームランの醍醐味に迫る
呉―室蘭―UAE―クェートと、最長の支援任務となったイラク復興支援。その任務を達成した海上自衛隊の若者たちの笑顔に密着する
ホテルの苦情処理担当・椎津の妻が、別のホテルの地下駐車場で死体となって発見された。椎津は妻と宿泊した客を割り出そうとする
奥州の松ヶ岡藩、歴代藩主菩提寺の竹林で暮らす足軽の鬼悠市は、奏者番加納正右衛門の命を受け、隠密の鬼と化す。シリーズ第三弾
日露戦争開戦直後から難航不落の旅順要塞をめぐって両国は血を流しつづける。戦略と戦術に全力を注ぎ、大国ロシアに日本が挑む
アテネ五輪で金メダルに一番近い男・北島康介。その記録の陰にはコーチと技術スタッフ達による緻密な科学的トレーニングがあった
民は疲弊し国は誇りをうしなう。中原の小国鄭の宰相・子産は信義泣き春秋の世の生きかたを問いつづける。真の徳と勇気を描く大作
「富士山もの」の掉尾を飾る傑作。享保十八年、吉田口の岩穴で入定した行者・身禄の感動的な生涯を通じ、富士への想いを描いた長篇歴史小説
とんかつ御三家食べくらべ、つんのめるシークレットブーツ、明るく自殺する方法、果物を叱る、中村うさぎ女王のブランド道指南他
念願だった町家に引っ越して一年。不便だけど心豊かな「むかし暮らし」で見つけた京都の魅力を季節感たっぷりに綴ったエッセイ
幕末から明治。一刀正伝無刀流を開き、勝海舟、西郷隆盛らと親交を重ね、明治天皇の信頼も得た鉄舟の剣の奥義を究めた生涯を描く
殺人の前科を持ち孤独に生きる画家が住む山小屋に突然、現れた女子大生暁子。親しくなる二人のもとに奇妙な青年が現れる……
飛鳥、近江、土佐、鶴岡……歴史と文学をこよなく愛する著者が東奔西走。いやましに冴える探偵眼と深い思索が時を超え真実に迫る
七年前、妻殺しと放火の罪で服役した男が少女を誘拐した。情状鑑定のため家裁調査官と精神科医が過去を探るうちに、意外な事実が
不思議な作品群を残した画家、ブリューゲルを語りながら、人生の機微を説き明かす随想集。中野流エッセイの源がここにあります
萩原朔太郎の私生活をモチーフにした幻想的大正ロマン小説。朔太郎が心寄せるエレナ、背徳に悶える神父らが不思議な世界を演出
自分が生と死の境目に立っていようとも、人は恋をする。人を愛することで初めて生じる恐怖、“聖なる残酷”を描いた傑作短篇集
米軍のアフガニスタン攻撃にまつわる戦争論から、銀座の捨てネコまで。インターネットを使った新しい表現に挑戦する異色の批評集
ライフ誌を中心とした華々しい活躍、秘話=イングリッド・バーグマンとの恋、そして取材中の死という、劇的な終局にいたる後半生
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