作品
気鋭の論客が、まだまだこの国に跋扈する「偽善系」をスッパリ斬る! タブーの領域に敢えて踏み込む著者の勇気に思わず大拍手
対外受精で生まれた温は、出生の秘密を自らの手で明かそうと決意するのだが……。近未来を舞台に血脈を超えた人間の絆を描く傑作
東京地検特捜部。住管機構。二つの絶対正義と対峙した二人の異色派弁護士。検察の”裏金疑惑”を描く新章「内部告発」を追加!
白球の描く放物線、フリーキックの残像、そしてスタジアムの響動。スポーツの魅力を伝え続ける「ナンバー」の精髄を抽出した十五篇
首から下が麻痺した元刑事で科学捜査のプロと彼の目、鼻、手足となる女巡査が稀代の殺人鬼を追う。傑作ジェットコースターミステリ
人生も半ばを過ぎた。安らぎを、生きる拠り所をどこに見出せばいいのか——。現代の家族を描き続ける作家の決定版″家族の肖像″
ベッドで林檎を齧る女。お粥を作ってくれた女。朝の台所に立つ女。食べものから鮮やかに立ちのぼる遠い日の官能の記憶。傑作掌篇集
トラウマ、秘密、罪悪感……死をひきよせる女たちの心に巣食う罪の花。作家・高樹のぶ子の新境地を示す美しくも凄惨な連作小説!
空港ロビー、居酒屋、コンビニ、公園、駅の自動改札……。日常の一瞬に、ふと去来する心の揺らぎ、意識の流れを描く八篇の本格短篇
2001年、2002年と2回にわたり北朝鮮の首領様を追いかけてロシアへ飛んだ不肖・宮嶋。真実の金正日の姿を徹底レポートする
イチロー、小林旭、ウディ・アレン、ビリー・ワイルダー、獅子文六、山本夏彦……さまざまな人物から見えてくるW杯の年の日本
三十余年の長きにわたり、推理小説界の第一線を走り続けてきた著者。その発想の原点や、妻そして母として考えたことを明かします
聖路加病院訪問看護科で在宅終末医療に関わる著者が経験した十の実例。涙なくして読めない「家で死ぬ」選択をした患者と家族の物語
日活ロマンポルノが摘発され、南沙織が紅白出場、連合赤軍あさま山荘事件が起こった年を知らない若者におくる新感覚の文化評論
傘山配下の盗人・仁助は、仲間の定七から、恋女房のおひろと頭の瀬兵衛の密通の話を聞かされるのだが。「浅草・鳥越橋」他全二篇
エジプトでは黒は生命、赤は死の色。相撲の赤房、青房、白房、黒房はどこからきたのかなど、民族によって異なる色の不思議を探る
二万本を超える映画を見てきた最高峰にして最長老評論家が、絞りに絞り込んだ面白映画五百本。これは二十世紀の“世界遺産”である
お受験、不登校、英会話——果てしなく続く現代日本の教育論議。なぜ日本人は教育論が好きか、江戸の教育論ブームを通して考える
日本型システム崩壊の象徴的事件となった長銀破綻。辞表を叩きつけた元役員が苦渋をこめて暴く経理操作の手口や、首脳たちの素顔
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。