作品
戦艦大和誕生のきっかけとなった幕末の大津波、六十年を経て明らかとなった真珠湾・特殊潜航艇の活躍など、日本軍艦秘話を満載!
二〇〇六年七月――台湾、中国侵攻を開始。核戦争への可能性が高まる中、近海で活動中のステルス艦カニンガムは、再び戦火の海へ
上院議院への道を着実に歩むウィル・リーを、悪夢のようなレイプ殺人裁判が揺さぶる。代表作『警察署長』の六十年後を描く長篇力作
海軍の俊英・光延東洋は山本五十六の秘命を受け、欧州で秘密諜報機関の構築を目指す。戦争の裏面を抉る、現代史ミステリーの傑作
橋田寿賀子&泉ピン子、鉄ちゃんと冬期五輪、中村玉緒……再び炸裂するナンシー画伯の毒舌! テレビ界はマグニチュード8.5!!
フランス占領下のウィーン。絶頂のナポレオンの命を狙い、ヨーロッパを混沌に陥れようとする男たちがいた! 華麗なる歴史大活劇
大洪水にみまわれ桑の木に命を救われた奇蹟の孤児・伊尹は、のちに夏王朝を廃滅にみちびく。この一作こそ宮城谷文学の源泉である
好物一本饂飩を楽しんでいた忠吾がさらわれる「男色一本饂飩」をはじめ、女をめぐる同心兄弟の因縁を描く「いろおとこ」等を収録
また例の辻斬りが蠢きだした。負けじと繰り広げる弦一郎の探索網は遂に辻斬りの後盾を絞り込む。乳母女房殺しに始まる悪の連鎖
与謝野晶子、平塚らいてう、岡本かの子——明治という時代にあって自分らしく懸命に生きた52人の女の一生を密度の濃い文章で描く
著者の祖父は戦死した友の魂を鎮めるため、島中の墓の骨を集め白仏を造る事業に晩年を捧げた。明治大正昭和を描く芥川賞受賞第一作
オウムのテロに直面して狼狽する警察首脳、動けぬ自衛隊。極秘の捜査資料をもとに、オウムと「国家権力」との死闘の内幕を描く!
辛い荷役の労働と酒にあけくれる男のもとに転がり込んだ美しい女。互いの心を軋ませながらも癒しのドラマが始まる。表題作他全七篇
十五歳だったあの日、森の中で父さんと暮らすぼくは、あの人と出逢って性の扉を……。香り高い文体で描く少年のヰタ・セクスアリス
尊皇攘夷の渦中に、伴天連の妖術写真に取り憑かれた男。彼が印画紙に焼き付けたのは愛しいお吉の姿態だった。爽やかな幕末群像録
サブカルチャーが主流となった消費社会の諸相を、思想界の巨人とサブカル界の若き大家が、歯に衣きせず語り合った三年半の全記録
「究極の骨董」=町家の魅力にとりつかれ、築七十年の民家で暮らし始めた東京人の体験エッセイ。不便だけど人間らしい生活がここに
1999年に新聞、雑誌に発表されたエッセイの中から選ばれた61篇。表題のエッセイは日本語独特の言葉づかいについて論じた作品
自分の生死を見つめる普通の人々の優しさ。そして家族の絆の強さ、豊かさ。日本の将来に希望をもてる一冊。杉本苑子氏との対談収録
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