単行本

お吉写真帖 明治維新新技術事始め 安部龍太郎

1,780 (税込)
発売日2000年07月
商品情報
書名(カナ) オキチシャシンチョウ メイジイシンシンギジュツコトハジメ
ページ数 288ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 カバー装
初版奥付日 2000年07月30日
ISBN 978-4-16-319420-2
Cコード C0093
書店在庫
『お吉写真帖』(安部龍太郎)
単行本

お吉写真帖 明治維新新技術事始め 安部龍太郎

1,780 (税込)
発売日2000年07月
商品情報
書名(カナ) オキチシャシンチョウ メイジイシンシンギジュツコトハジメ
ページ数 288ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 カバー装
初版奥付日 2000年07月30日
ISBN 978-4-16-319420-2
Cコード C0093

新しい日本を見た幕末の人びと

尊皇攘夷の渦中に、伴天連の妖術写真に取り憑かれた男。彼が印画紙に焼き付けたのは愛しいお吉の姿態だった。爽やかな幕末群像録

担当編集者より

インターネットだEメールだと大騒ぎの昨今ですが、百二十年ほど前、幕末から明治維新の世に生きた日本人の驚きに比べたらなんのなんの。写真が「伴天連(バテレン)の妖術」と恐れられていた時代です。そんな中、日本初の洋式帆船ヘダ号を造った船大工、蘭学に青春を賭けた適塾の学生達、窮乏する藩の財政を救うため、なんと贋金づくりに励んだ加賀国大聖寺藩……みな新しい価値観に出会い、戸惑いつつも日本に取り入れた最初の人たちです。彼らの目を通して見た若々しい維新の物語。(HY)

著者

安部 龍太郎

1955年福岡県八女市(旧・黒木町)生まれ。久留米工業高等専門学校機械工学科卒。東京都大田区役所に就職、後に図書館司書を務める。その間に数々の新人賞に応募し「師直の恋」で佳作となる。90年『血の日本史』で単行本デビュー。2005年『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞を受賞。13年『等伯』で直木賞受賞。作品に『関ヶ原連判状』『信長燃ゆ』『迷宮の月』『家康』『ふりさけ見れば』など多数。

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