がんで逝った33歳の妻。
僕たち親子が悲しみのなかから見いだした希望とは――。
広末涼子さん、滝藤賢一さんの共演で映画化され、
大きな感動を呼んだ『はなちゃんのみそ汁』から10年。
はなと僕の〈こころの往復書簡〉。
大切な人を亡くした後、残された家族はどう生きるか。
〈今でも、ふとしたことで涙が止まらなくなることがある。
しかし、かつての悲しみとは明らかに違う。
つらくて苦しいだけだった悲しみが、
「すばらしい悲しみ」に感じられるようになった。
グリーフは抱えたままでいい。無理に乗り越えるべき感情ではなかった〉 (本文より)
第一章 遺言 生と死に向き合って
第二章 喪失 大切な人が去ってから
第三章 葛藤 新しい変化と戸惑い
第四章 転機 共感を力に変えて
第五章 試練 自分たちで向き合うしかないこと
第六章 受容 少しだけ恩返し
第七章 再生 変わること、変わらないこと
おわりに
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