作品紹介

司馬文学に新しい光をあてる豊かな短篇小説の世界

『幕末』『新選組血風録』としてまとめられることになる作品が中心となるころ。「燃えよ剣」連載中の熱気が感じられる作品群に圧倒される

担当編集者より
1963年1月から6月まで、『竜馬がゆく』と『燃えよ剣』の連載をすすめながら書かれた短篇16篇を収めます。数冊の短篇集の企画が同時進行していました。質量ともにもっとも充実した時期に入ったことがよくわかります。月に締め切りが13本から17本もあったそうです。なにしろ、これだけの小説を取材、執筆するだけでなく、エッセイも書かれた。想像を絶するエネルギーです。しかも「奇妙なり八郎」の一篇をとっても、その人物造形の鮮やかさは間然するところがありません。(NY)

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