1968年から76年に発表された7篇を収める。「木曜島の夜会」を最後に作家は短篇創作から離れ、大長篇作家として記憶されるようになる
1968年12月に発表された「馬上少年過ぐ」から76年9月に発表された最後の短篇「木曜島の夜会」までの7作を収めます。本短篇全集も本巻が最終巻です。全12巻、156篇の短篇作品に、司馬文学の奥行きと広さをあらためて知ることになったと思います。そして、なによりもその語り口の見事さです。作品の長短にかかわらず、そのいきいきとした語り口が物語に生命を吹き込みました。これからも長く読み継がれてゆくことでしょう。(NY)
1923年、大阪府生まれ。産経新聞在職中の1960年に『梟の城』で第42回直木賞を受賞。1966年の『竜馬がゆく』『国盗り物語』での第14回菊池寛賞はじめ多くの賞を受賞。主な著書に『燃えよ剣』『坂の上の雲』『翔ぶが如く』『関ヶ原』『功名が辻』『菜の花の沖』など多数。1996年没。
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