中村勘三郎さんが術後4ヶ月で亡くなってしまったのはなぜか? 「がんで亡くなった」のではなく「がん治療によって殺された」のではないか?――そもそも「がんは治療すべきもの」という考えが誤りなのだ。「がんの最期はたいへん痛む」「がん治療は手術が一番確実」「抗がん剤は寿命を延ばす」「がんは放っておくと転移してしまう」「早期発見・早期治療が大切だから、がん検診は受けるべき」という通念もすべてウソだ。こうした通念のもとに手術や抗がん剤治療が行われているが、その多くは、むしろ患者の寿命を縮め、痛みと苦しみを与えている。ところが、「がん治療体制」は人々の不安につけこみ、次々に新しい薬や治療法を売り込む。まさに「不安産業」だ。では医療に騙されないために、がんの患者・家族は、どうすればよいか? まずがんの本質を理解することだ。がんによる痛みや苦しみとされているものが、実は手術や抗がん剤による後遺症であることを理解するのがその第一歩である。とはいえ、実際に「がん」と宣告された患者・家族は、やはり不安を覚えるものだろう。そこで本書では、肺がん、胃がん等、がん発生臓器別に、具体的な対処法をも解説する。さらに今「救世主」のように扱われている陽子線・重粒子線治療や免疫療法などの「先進医療」の無意味さと、これが詐欺商法であることを明らかにする。そして最後に「『余命三ヶ月』はありえない」「無治療が最高の延命策」「セカンドオピニオンは違う病院の別の診療科を訪ねる」「検査を受けないのが最良の健康法」などの秘訣を伝授する。がん治療をめざして、かえって寿命を縮めないための必読書!
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