腐敗した後漢王朝で専横を尽した董卓が殺され、黄巾の乱も鎮圧されたが、袁術ら奸臣は後を絶たない。曹操も汚辱に沈む父と決別する
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霊帝が崩御すると、宮中で宦官の大殺戮が起きた。この混乱に乗じて力を得た董卓(とうたく)は独裁者となり、皇帝を長安へ移し、洛陽の都を焼き払う。各地の叛乱は中央を離れた独自の勢力となりつつあったが、強大な董卓軍に最初に戦いを挑んだ曹操は惨敗し、次に戦った孫堅が大勝した。劉備は北方の公孫サン(こうそんさん)の元で、黄巾軍に初めて快勝する。
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