「政治は一に加賀」と評され、栄光の時代を築いた江戸前期の名君・前田綱紀の生涯を描く、前田家三代の華麗なる歴史絵巻の最終巻
3歳で父・光高を失った少年藩主は、岳父である名君・保科正之の薫陶をうけて育った。江戸初期としては画期的な藩政改革に着手し、やがて「政治は一に加賀」と称されるまでになった加賀藩史上最高の名君・五代藩主綱紀の実像と、加賀藩がもっとも輝いた時代を描く。前田家三代の物語の掉尾を飾る大団円の下巻。解説・本村凌二
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