くしゃみの止まらない猫のために空気清浄機を買い、「不条理の利用」を女子に説き、寿司屋の看板を見ては「寿司良いなぁ」と涙し、男の優しさの先にある苦くて甘い「取り返しのつかない何か」を時にかじりたくなる……〝壇蜜〟の日常を瑞々しくも不穏な筆致でつづって大反響を呼んだシリーズ、これがまさかの読み納めなのか!? 書下ろし日記第四弾。
真実は本の中!?
各界から絶賛の声!!
予測なし理想なし悲観なし。
誰も真似できない壇蜜的文章作法。──桜木紫乃
屁理屈が優美でズルい。──武田砂鉄
滴るような愛と、なまなましい傷。私はこのひとの猫か魚になりたい。──宮下奈都
2016 夏
正論などはほとんど意味を持たない世界で飯を食う。
2016 秋
願いの権化を報道とテロップが空っぽにする。
2016─2017 冬
権利を主張したら唇が切れた。
2017 春
春の息吹のありがた迷惑さを感じる。
2017 夏
いつの時代も女はいるだけで怖いぞ。
2017 秋
幸せという問いには、保留。
あとがき──壇蜜による直筆メッセージ
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