書名(カナ) | ブンシュンムック ショウワ100ネンノ100ニン リーダーヘン |
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ISBN | 978-4-16-007093-6 |
肉親・親友・側近が見たリーダーたちの素顔
グラビア 昭和100年の100人 家族の肖像
間近で拝見した昭和天皇
――現人神から国民統合の象徴へ。波乱の時代を生きた天皇が見せた人間臭い瞬間
昭和天皇
「『あっ、そう』はいちいち訳しませんでした」 眞崎秀樹
「祖父の思い出」 壬生基博
「や、元気?」 久邇邦昭
テロと戦争の時代
――金融恐慌からスタートした昭和の時代は、テロと戦争に飲み込まれていく
西園寺公望 「天皇神格化には絶対反対だった『最後の元老』」 西園寺公一
團琢磨 「祖父の合理主義で高くなった『炭坑節』の煙突」 團伊玖磨
井上準之助 「中学生の息子を前にして犬養内閣弾劾の演説」 井上四郎
犬養毅 「『偉そうな顔をした奴は大嫌い』の反骨精神」 犬養康彦
高橋是清 「専用のバリカンで息子が刈った自慢のアゴ髭」 高橋是彰
井上日召 「父・井上日召が語った南京と原爆」 井上凉
田中智学 「『八紘一宇』の真の教え」 田中壮谷
北一輝 「『いつまで押さえ切れるか』青年将校を憂いていた」 大橋秀雄
金子直吉 「『財界のナポレオン』は借家住まい」 金子直三
大原孫三郎 「労働者の幸せを突き詰めた」 大原謙一郎
小林一三 「『十歩先』を見る」 松岡功
豊田喜一郎 「差し出した手が油まみれだとご機嫌でしたね」 原田梅治
星一 「製薬会社に無料の学校創設」 星マリナ
川島芳子 「スズランは自分の性格に似ていると言った姉」 愛新覚羅憲東
杉原千畝 「『だって可哀想だもん』」 杉原伸生
愛新覚羅溥儀 「周恩来に教えられた秘話」 福永嫮生
近衞文麿 「フンドシひとつで日光浴」 細川護熙
米内光政 「配給の物資だけで暮らした提督政治家の戦後」 米内剛政
岡田啓介 「『捕虜になるな』と息子に命じた海軍大将の心」 岡田貞寛
東條英機 「捕虜収容所の風呂場でギッと睨みつけられた」 八木正男
鈴木貫太郎 「バラが咲く官邸で」 鈴木道子
東久邇稔彦 「昭和天皇とは性格的に違った“頑固者”でした」 東久邇信彦
新日本の建設
――大東亜戦争の敗戦で明治維新以来の帝国日本は崩壊し、新日本がスタートする
吉田茂 「小村と松岡の話」 麻生太郎
麻生和子 「初のファーストレディー」 荒船旦子
白洲次郎 「英国貴族の教育」 白洲信哉
金森徳次郎 「旧民法の犠牲者だった新憲法の取上げ爺さん」 金森久雄
鳩山一郎 「隻脚の大隈重信を演壇から引き降ろした祖父」 鳩山由紀夫
緒方竹虎 「父からもらった英文の手紙」 緒方四十郎
石橋湛山 「母が唯一嫌がった父の政界入り」 石橋湛一
池田勇人 「バカヤローと叫びながらゴルフボールを叩く」 池田満枝
河野一郎 「息子にフルシチョフと握手させてくれた親父」 河野洋平
中山マサ 「女性大臣第一号誕生秘話」 中山正暉
加藤シヅエ 「社会党は離党したが土井委員長には期待する」 加藤タキ
江田三郎 「身を引くと家出した妻を迎えにきた新婚の頃」 江田光子
西尾末広 「長女との別離が政治家としての原点」 西尾安裕
小泉信三 「陛下はお気の毒だ」 小泉妙
高度経済成長の光と影
――軍事大国から経済大国へ。社会に歪みを生みつつも、日本経済のすさまじい成長が始まった
正力松太郎 「奇想天外“大正力”の経営術」 渡邉恒雄
松永安左ヱ門 「権威を嫌う“電力の鬼”の迫力」 貞森潤一郎
石坂泰三 「万葉とシラーが好きな真面目なロマンチスト」 石坂一義
十河信三 「国鉄総裁の大きなウソ」 牧久
永野重雄 「日本企業の『石垣論』」 三村明夫
土光敏夫 「財産作りには全く関心がなかった幸福な一生」 土光陽一郎
木川田一隆 「すべて女房まかせの趣味人だった」 木川田隆一
一万田尚登 「自分の車椅子を押す妻の最期を看取った」 一万田安城
出光佐三 「メジャーに抗した出光佐三」 夏樹静子
山下太郎 「山師太郎の大当たり」 福川伸次
角川源義 「『火宅の人』わが父へ」 角川春樹
武見太郎 「子供には医者になれと言わなかった医師会長」 武見敬三
堤康次郎 「レジャーのレの字も」 堤猶二
松下幸之助 「仕事一筋、孫の名も忘れてしまう経営の神様」 松下幸子
井深大 「希代のアイディアマンは『清潔な人』だった」 樋口晃
盛田昭夫 「回遊魚のような国士」 盛田昌夫
本田宗一郎 「希望を見つける達人」 川本信彦
藤沢武夫 「本田さんが遺影にひと言」 藤沢文翁
佐治敬三 「大衆文化を愛した佐治敬三」 福原義春
安藤百福 「研究小屋には失敗作の山」 安藤宏基
岡田卓也 「起業の父との二人暮らし」 岡田克也
永谷嘉男 「寸胴鍋でガラスープ」 永谷栄一郎
下村治 「死の床で信じた『民の力』」 下村恭民
佐橋滋 「異色官僚は終戦の日に結婚を申し込んだ」 佐橋陽介
樺美智子 「徹夜で勉強してからデモや集会に出かけた妹」 樺茂宏
秋田明大 「一瞬の花火」 樋田毅
平塚八兵衛 「妻が漬けたナスを獄中の小原保に差し入れた」 平塚つね
杉山茂丸・夢野久作 「憂国と文学をつなぐもの」 杉山満丸
笹川良一 「冬場でもきまって水風呂」 笹川陽平
田中清玄 「本名も知らなかった『獄中結婚』の謎」 田中俊太郎
四元義隆 「金権政治を嫌った『政界の黒幕』」 荒井聰
小佐野賢治 「花札と鬼ごっこ」 小佐野彈
日本の針路を決めた一族、岸・佐藤・松岡家
――山口県熊毛郡の小さな町の三軒の親戚が、戦前、戦後、この国の運命を変えた
岸信介
「後継総理の密約」 安倍晋三
「岸信介が巣鴨で作ったミカンの小箱」 安倍洋子
佐藤栄作
「田中角栄的な金権体質は危ないと思っていた」 佐藤龍太郎
「おやじは家でも口が堅かった」 佐藤信二
松岡洋右
「話上手と下戸」 松岡満壽男
「息子が渡した青酸カリを必要ないと返した父」 松岡謙一郎
昭和元禄からバブル崩壊へ
――世界第二位の経済大国となった日本は傲慢になり、再び破綻に向って突き進む
田中角栄
「キング・オブ・政治家」 朝賀昭
「名刺をもらわない大臣」 小長啓一
布施健 「『国民の期待は検察にあり』」 堀田力
大平正芳 「演説原稿も居間で書く家族好きのマスオさん」 森田芳子
伊東正義 「『表紙だけ変えても駄目だ』」 堀内光雄
中曽根康弘 「耳に残る『無礼者』の怒声」 亀井静香
山口淑子 「『3時のあなた』伝説」 日枝久
緒方貞子 「三つの尊厳」 牛尾治朗
池田大作 「作家、松本清張との対談」 池田香峯子
宮本顕治 「僕は何か間違いを犯したのか」 筆坂秀世
竹下登 「『おどけもん』の弱音」 竹下亘
後藤田正晴 「『それだけか、君の報告は』」 佐々淳行
渡辺美智雄 「『君ら家族のために政治やってんじゃない』」 渡辺喜美
金丸信 「金塊は北朝鮮からではない」 金丸信吾
野中広務 「票にもカネにもならぬ仕事」 中川智子
橋本龍太郎 「いつも背中を押してくれた」 橋本大二郎
石原慎太郎 「父は最期まで『我』を貫いた」 石原延啓
宮澤喜一 「『読む力抜群』の首相」 五百旗頭真
細川護熙 「政権を『放り投げた』真意」 近衞忠煇
松岡功 「実業家とテニス選手の絆」 松岡修造
徳間康快 「歴代総理が気にした日記」 鈴木敏夫
中内㓛 「革命児の遺言」 藤原謙次
藤田田 「部屋には『勝てば官軍』の書」 竹中平蔵
江副浩正 「心拍数が違う宇宙人」 伊庭野基明
孫正義 「いつも度肝を抜かれる」 王貞治
島桂次 「会長辞任に一同『また桂坊ちゃんがやらかした』」 島誠
是川銀蔵 「最後の相場師の遺言は『証券会社がつぶれる』」 吉岡武夫
磯田一郎 「イトマン事件では一言も愚痴をいわなかった」 斎藤英四郎
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