単行本

五十年目の日章旗 中野孝次

1,494 (税込)
発売日1996年08月
商品情報
書名(カナ) ゴジュウネンメノニッショウキ
ページ数 200ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 カバー装
初版奥付日 1996年08月15日
ISBN 978-4-16-351950-0
Cコード C0095
書店在庫
『五十年目の日章旗』(中野孝次)
単行本

五十年目の日章旗 中野孝次

1,494 (税込)
発売日1996年08月
商品情報
書名(カナ) ゴジュウネンメノニッショウキ
ページ数 200ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 カバー装
初版奥付日 1996年08月15日
ISBN 978-4-16-351950-0
Cコード C0095

インパール作戦で無残な死を遂げた兄。その兄の名を記した日章旗が戦後五十年目の夏、偶然見つかった……。実話に基く随想と小説

担当編集者より

世の中にはまったく不思議な偶然というものがあるものです。去年の夏、中野さんは新聞で、一枚の日章旗の写真を目にします。それはオーストラリアから東京都に返還された旧日本軍兵士の遺品で、なんとそこには、中野さんのお兄さんの名が記されていたのです。中野さんのお兄さんは新婚間もない身の上で出征し、悪名高い内務班のイジメに耐えながらビルマに赴き、杜撰そのもののインパール作戦に従軍して、白骨街道にたおれていきました。その無念の魂が舞い戻ってくるかのように、日章旗が中野さんの手元に帰ってきました……。いったいあの戦争は何だったのだろう?戦争で亡くなった人たちの魂は、今の日本をどう見るのだろうか?ゲラを繰りながらはたと我が身をふりかえり、いろんな思いに駆られました。この八月、ぜひ多くの方々に読んでいただきたい一冊です。(M)

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。

メディア関係者・図書館の皆様

表紙画像のダウンロード

ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。

雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。

購入する

※外部サイトに飛びます

閉じる
書店在庫
2024 文春文庫 秋100ベストセレクション 佐伯泰英特設サイト 文春文庫は50年を迎えました! 特設サイト 阿部智里「八咫烏シリーズ」特設サイト 吉永南央「紅雲町珈琲屋こよみシリーズ」特設サイト 米国を代表する作家、スティーヴン・キングの特設サイト