単行本

虚像の道化師 ガリレオ7 東野圭吾

1,485 (税込)
発売日2012年08月10日
商品情報
書名(カナ) キョゾウノドウケシ ガリレオ ナナ
ページ数 280ページ
判型・造本・装丁 四六判 軽装 並製カバー装
初版奥付日 2012年08月10日
ISBN 978-4-16-381570-1
Cコード 0093
書店在庫
ネット書店で購入
『虚像の道化師』(東野圭吾)
単行本

虚像の道化師 ガリレオ7 東野圭吾

1,485 (税込)
発売日2012年08月10日
商品情報
書名(カナ) キョゾウノドウケシ ガリレオ ナナ
ページ数 280ページ
判型・造本・装丁 四六判 軽装 並製カバー装
初版奥付日 2012年08月10日
ISBN 978-4-16-381570-1
Cコード 0093

ガリレオシリーズ、待望の最新短編集!

東野圭吾の代表作、「ガリレオシリーズ」の最新短編集。
ビル5階にある新興宗教の道場から、信者の男が転落死した。その場にいた者たちは、男が何かから逃れるように勝手に窓から飛び降りたと証言し、教祖は相手に指一本触れないものの、自分が強い念を送って男を落としてしまったと自首してきた。教祖の“念”は本物なのか? 湯川は教団に赴きからくりを見破る(「幻惑(まどわ)す」)。突然暴れだした男を取り押さえようとして草薙が刺された。逮捕された男は幻聴のせいだと供述した。そして男が勤める会社では、ノイローゼ気味だった部長が少し前に自殺し、また幻聴に悩む女子社員もいた。幻聴の正体は――(「心聴(きこえ)る」)。大学時代の友人の結婚式のために、山中のリゾートホテルにやって来た湯川と草薙。その日は天候が荒れて道が崩れ、麓の町との行き来が出来なくなる。ところがホテルからさらに奥に行った別荘で、夫婦が殺されていると通報が入る。草薙は現場に入るが、草薙が撮影した現場写真を見た湯川は、事件のおかしな点に気づく(「偽装(よそお)う」)。劇団の演出家が殺された。凶器は芝居で使う予定だったナイフ。だが劇団の関係者にはみなアリバイがあった。湯川は、残された凶器の不可解さに着目する(「演技(えんじ)る」)。
読み応え充分の4作を収録。湯川のクールでスマートな推理が光る、ガリレオ短編集第4弾。

この作品の特設サイトへ(外部リンク)

担当編集者より

ファンの方ならご存じと思いますが、昨年、東野さんは作家生活25周年と銘打って、『真夏の方程式』など3作の新刊を刊行しました。それからわずか、1年余り。今年もガリレオシリーズの新作をお届けいたします! 今回は短編集。相手には指1本触れず、自分が送った念で人を転落死させたと主張する新興宗教の教祖との対決を描く「幻惑(まどわ)す」ほか全4話収録。湯川のクールでスマートな推理をお楽しみください。(BY)

著者

東野 圭吾

1958年、大阪府生まれ。
大阪府立大学電気工学科卒。エンジニアとして勤務しながら、85年、「放課後」で江戸川乱歩賞受賞。

99年、「秘密」で日本推理作家協会賞受賞。2006年、「容疑者Xの献身」で直木三十五賞受賞。同書は本格ミステリ大賞、2005年度の「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」「本格ミス テリ・ベスト10」各第1位にも輝き、12年にはエドガー賞(MWA 主催)候補作となった。同年、「ナミャ維貨店の奇蹟」で中央公論文芸賞、13年に「夢幻花」で柴田錬三郎賞、14年に「祈りの幕が下りる時」で吉川英治文学賞、19年に野間出版文化賞、23年に菊池寛賞を受賞。また同年、紫綬褒章を受章。
「白夜行」「麒麟の翼」「マスカレード・ホテル」「白鳥とコウモリ」「魔女と過ごした七日間」「あなたが誰かを殺した」「クスノキの女神」など著書多数。幅広い作風で活躍し、圧倒的な人気を得ている。

一覧を見る

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。

メディア関係者・図書館の皆様

表紙画像のダウンロード

ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。

雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。

書店在庫
ネット書店で購入
阿部智里「八咫烏シリーズ」特設サイト 吉永南央「紅雲町珈琲屋こよみシリーズ」特設サイト 米国を代表する作家、スティーヴン・キングの特設サイト 2024 文春文庫 秋100ベストセレクション 文春文庫は50年を迎えました! 特設サイト 佐伯泰英特設サイト