単行本

チベットに舞う日本刀

モンゴル騎兵の現代史

2,035 (税込)
発売日2014年11月13日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) チベットニマウニホントウ モンゴルキヘイノゲンダイシ
ページ数 416ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2014年11月15日
ISBN 978-4-16-390165-7
Cコード 0095

日本の陸軍士官学校で学んだ最強の騎兵軍団、その興亡

本書はモンゴル人とチベット人の歴史だけでなく、日本人の歴史でもある。
しかし、本書はモンゴル人の軍功史ではない。二十世紀を駆け抜けたモンゴル人と日本人の近代化の歴史である。近代化への脱皮の形はいろいろあるが、モンゴルと日本の場合は、それが「日本刀」と「騎兵」だったのである。本書は、モンゴルとチベットの悲劇にまつわるさまざまな側面を「日本刀」と「騎兵」を歴史のキーワードとして取り上げている。
本来騎兵といえばルーツはモンゴルであり、チンギス・ハーンを想起する日本人も多いだろう。その騎兵戦術をモンゴルの侵略を受けたヨーロッパが改良。それを、元寇も体験した日本が明治維新以降学び、日清日露戦争を勝利に導いていった。その日本の進んだ騎兵術や馬術や軍事戦略を、今度はモンゴルの青年が日本から学んだというのも、歴史の不可思議であるといえよう。
そうした「日本刀」と「騎兵」が、織りなすチベットとモンゴルの悲劇の歴史、現代史の空白を本書によって、少しでも埋めることができれば、著者として望外の喜びである(著者「はじめに」より要約)

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担当編集者より

日本軍からサムライの手法を伝授されたモンゴル騎兵がチベット侵略の先兵となり、その後、毛沢東らに粛清されていく悲劇…。南モンゴル生まれで「墓標なき草原」で司馬遼太郎賞を受賞している著者が、重厚で複眼的な歴史観に基づき、そして現地取材を行ない、渾身の力をこめて書き上げたノンフィクション作品です。知られざる現代史の衝撃的な事実を、この本が教えてくれます。

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