利休の闇

1,650 (税込)
発売日2015年03月12日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(カナ) リキュウノヤミ
ページ数 336ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2015年03月15日
ISBN 978-4-16-390220-3
Cコード 0093

利休切腹の謎が遂に解き明かされた!

利休vs.秀吉、最悪の結末までの真実とは一体――。
「信長の棺」著者が戦国最大にして最後の謎に挑む!

茶聖と称される千利休は、天下人となった豊臣秀吉の寵愛をなにゆえ受けたのか? しかし、最終的には秀吉から切腹を命じられ劇的な結末となったのはなぜか――井上靖の『本覚坊遺文』、野上弥生子の『秀吉と利休』、山本兼一の直木賞受賞作『利休にたずねよ』まで、日本人にとってこの出来事は永遠の謎であった。

戦国歴史ミステリーとして小泉純一郎元総理が絶賛、大ベストセラーとなった『信長の棺』にはじまる本能寺三部作ほか、独自の史観と圧倒的筆力で知られざる歴史の真実を掘り起こしてきた著者は、この「秀吉と利休の間で本当に何が起こっていたのか」を解き明かすべく、膨大な史料を読み込み、今回、まったく新しい解釈を読者に提示する。

明日をも知れぬ戦国時代、信長と武将にとって「茶」とは何だったのか? 天下を治めた秀吉がそれに変化を求めたがゆえの黄金の茶室と北野大茶会の理由とは? そしてそれを見抜くことのできなかった利休の誤算とは――84歳の著者が作家執念で挑んだ圧巻の傑作ミステリー!

目次

出会い
蜜月
亀裂
対立
終章

おすすめ記事

縄田一男「茶聖の死の謎に迫る」
今週の必読(2015.04.21)
加藤廣「利休の死の闇を解く」
自著を語る(2015.03.28)

※外部サイトへリンクしている場合もあります

担当編集者より

大ベストセラー『信長の棺』にはじまる本能寺三部作ほか、戦国ミステリーの書き手として絶大な信頼を寄せられている加藤廣さん。今年で85歳を迎えるベテラン曰く「戦国の本当に最後の謎を解いた」ものです。
茶聖と称される千利休ですが、天下人の秀吉から切腹を命じられるという劇的な最期は、小説に度々取り上げられてきました。しかし加藤さんは、徹底的に史料を調べ(酷暑の中の図書館通いで体重が4㎏減ったとか!)、通説を覆す真実に辿りつきます。その執念に圧倒される一冊です。

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。

メディア関係者・図書館の皆様

表紙画像のダウンロード

ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。

雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。

書店在庫

利休の闇

1,650 (税込)
発売日2015年03月12日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(カナ) リキュウノヤミ
ページ数 336ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2015年03月15日
ISBN 978-4-16-390220-3
Cコード 0093
試し読み
書店在庫

Rankingランキング

全て見る

Eventイベント

最新イベント

一覧を見る
話題の小説に登場する「あのトーストサンド」が北海道の食材で完全再現販売! 小樽「第3倉庫・食とアートのイベント」(10月12~14日)で特別販売
話題の小説に登場する「あのトーストサンド」が北海道の食材で完全再現販売! 小樽「第3倉庫・食とアートのイベント」(10月12~14日)で特別販売
【アーカイブ映像公開】石田衣良『男女最終戦争 池袋ウエストゲートパークXX』×井上先斗『イッツ・ダ・ボム』新刊発売記念オンライントーク
【アーカイブ映像公開】石田衣良『男女最終戦争 池袋ウエストゲートパークXX』×井上先斗『イッツ・ダ・ボム』新刊発売記念オンライントーク
第31回松本清張賞受賞作『イッツ・ダ・ボム』はどこが“新しい”のか? 著者・井上先斗さんトークイベントを紀伊国屋書店新宿本店にて開催
第31回松本清張賞受賞作『イッツ・ダ・ボム』はどこが“新しい”のか? 著者・井上先斗さんトークイベントを紀伊国屋書店新宿本店にて開催
佐伯泰英特設サイト 吉永南央「紅雲町珈琲屋こよみシリーズ」特設サイト 米国を代表する作家、スティーヴン・キングの特設サイト 2024 文春文庫 秋100ベストセレクション 阿部智里「八咫烏シリーズ」特設サイト 文春文庫は50年を迎えました! 特設サイト