書名(カナ) | ワタシガシンデモレシピハノコル コバヤシカツヨデン |
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ページ数 | 256ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 上製 上製カバー装 |
初版奥付日 | 2017年01月23日 |
ISBN | 978-4-16-390396-5 |
Cコード | 0095 |
「小林カツ代という人は天才でした。紀元前、紀元後ではありませんが、家庭料理の世界では、カツ代前、カツ代後という言葉があってもおかしくない」と、料理専門の編集者に言わしめるほどの存在だった「家庭料理のカリスマ」が亡くなって三年。その波乱万丈の生涯を、生前から親交のあった気鋭のノンフィクションライターがたどる決定版評伝。
大阪の商家の「こいさん」(末娘)として生まれ、大学を出てすぐに結婚。新婚当時は味噌汁も満足に作れなかった主婦が、いかにして戦後日本を代表する料理研究家になったのか……。
実姉や娘、元夫など家族の証言や、弟子たち、彼女を知る多くの関係者に広く取材し、仕事と家庭の両面から小林カツ代の実像に迫る。伝説の「肉じゃが」、「わが道をゆくワンタン」など傑作レシピも紹介。
第一章 料理の鉄人
……常識破りの肉じゃが
第二章 小林カツ代の家庭料理とは何か?
……時短メニューの元祖
第三章 大阪大空襲
……火の粉の中をさまよって
第四章 カツ代を育てたミナミの味
……母の冷やそーめん
第五章 料理研究科・小林カツ代誕生
……「らっきょうづけ」で料理雑誌
デビュー
第六章 母として、女としての葛藤
……人生を変えたアメリカ体験
第七章 天命
……天は「生きよ」と言っている
あとがき……「カツ代ほど変化をした女性
はいなかった」
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