単行本

小山田圭吾 炎上の「嘘」 東京五輪騒動の知られざる真相 中原一歩

1,650 (税込)
発売日2024年07月24日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) オヤマダケイゴエンジョウノウソ トウキョウゴリンソウドウノシラレザルシンソウ
ページ数 288ページ
判型・造本・装丁 四六判 軽装 並製カバー装
初版奥付日 2024年07月30日
ISBN 978-4-16-391877-8
Cコード 0095
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書店在庫
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単行本

小山田圭吾 炎上の「嘘」 東京五輪騒動の知られざる真相 中原一歩

1,650 (税込)
発売日2024年07月24日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) オヤマダケイゴエンジョウノウソ トウキョウゴリンソウドウノシラレザルシンソウ
ページ数 288ページ
判型・造本・装丁 四六判 軽装 並製カバー装
初版奥付日 2024年07月30日
ISBN 978-4-16-391877-8
Cコード 0095

小山田は謹慎すべきだったのか

2021年の東京五輪。コロナ禍による一年延期をはじめ、様々な問題が発生する。
直前に発覚したスキャンダルで、開会式スタッフは辞任。
急遽開会式の音楽担当となったのは、ミュージシャン小山田圭吾だった。しかし、小山田もまた、学生時代に障がい者を「いじめ」たことを語ったかつての雑誌記事が、炎上。音楽担当を降板した彼は、テレビ番組のレギュラー、ライブ活動などを失い、1年近く実質謹慎する。
だが、炎上の渦中、「週刊文春」の取材に答えた小山田は、報じられた「うんこを食わせてバッグドロップ…」といったいじめの事実を否定する。

当時の現場では何が起きていたのか――? なぜ、「ロッキング・オン・ジャパン」「クイック・ジャパン」両誌に、このような記事が出たのか。そして、小山田がここまで追い詰められねばならなかった理由とは。

小山田本人への20時間を超える取材――、開会式関係者、小山田の同級生、掲載誌の編集長と取材を進めるうちに、この「炎上」の「嘘」が見えてくる――。


目次

はじめに
激化していく炎上/「圭吾ってそんなキャラだっけ?」

第1章
小山田が語った“真実”
「マスクはないほうがいいでしょうか」/二誌で語っていた〝いじめ〞とは/「全裸でグルグル巻」は本当なのか?/実際にした行為はどれなのか/小山田はなぜ音楽担当を引き受けたのか

第2章
空白の五日間のはじまり
漠然とした恐怖が現実となった日/過去にも問題視されていたいじめ記事/ついに始まった小山田への攻撃/家族への釈明と徹夜で書いた声明文/ホテルでの逃亡生活と殺害予告
第3章
五輪降板
開会式本番二カ月前の依頼/じつは小山田の名前を出さない約束だった/「オリンピックへの参加は辞退しましょう」/それでも続く炎上と二度目の殺害予告/太田光がメディアに抱いた疑問/訪れた殺害予告当日

第4章
いじめの現場にいた同級生
芸能一家に生まれて/自由な教育の和光学園/オザケンとの出会い/秋田県の宿舎で何が起こったのか/沢田君は友だちだったのか

第5章
なぜあの雑誌記事は生まれたのか
フリッパーズ・ギターの伝説/『ロッキング・オン・ジャパン』と山崎洋一郎/原稿チェックなしというポリシー/山崎は小山田の理解者だった/問われる『ロッキング・オン・ジャパン』の姿勢

第6章
小山田 二十七年間の悔恨
しゃべってしまった責任/小沢を意識しての発言だったのか/何度もあった訂正・謝罪のタイミング/二〇一八年に弁護士から「放置すべきではない」/小山田事務所と山崎の水面下での交渉/今、小山田は山崎に対して何を思うのか

おわりに
「幕が下りる直前まで怖かった」/肩透かしを食らった復活劇/書きっぱなしのメディア/当事者たちの責任と悔恨/もし、あの夏をやり直せるなら

目次


はじめに
激化していく炎上/「圭吾ってそんなキャラだっけ?」/


第1章
小山田が語った“真実”
「マスクはないほうがいいでしょうか」/二誌で語っていた〝いじめ〞とは/「全裸でグルグル巻」は本当なのか?/実際にした行為はどれなのか/小山田はなぜ音楽担当を引き受けたのか


第2章
空白の五日間のはじまり
漠然とした恐怖が現実となった日/過去にも問題視されていたいじめ記事/ついに始まった小山田への攻撃/家族への釈明と徹夜で書いた声明文/ホテルでの逃亡生活と殺害予告


第3章
五輪降板
開会式本番二カ月前の依頼/じつは小山田の名前を出さない約束だった/「オリンピックへの参加は辞退しましょう」/それでも続く炎上と二度目の殺害予告/太田光がメディアに抱いた疑問/訪れた殺害予告当日


第4章
いじめの現場にいた同級生
芸能一家に生まれて/自由な教育の和光学園/オザケンとの出会い/秋田県の宿舎で何が起こったのか/沢田君は友だちだったのか


第5章
なぜあの雑誌記事は生まれたのか
フリッパーズ・ギターの伝説/『ロッキング・オン・ジャパン』と山崎洋一郎/原稿チェックなしというポリシー/山崎は小山田の理解者だった/問われる『ロッキング・オン・ジャパン』の姿勢


第6章
小山田 二十七年間の悔恨
しゃべってしまった責任/小沢を意識しての発言だったのか/何度もあった訂正・謝罪のタイミング/二〇一八年に弁護士から「放置すべきではない」/小山田事務所と山崎の水面下での交渉/今、小山田は山崎に対して何を思うのか


おわりに
「幕が下りる直前まで怖かった」/肩透かしを食らった復活劇/書きっぱなしのメディア/当事者たちの責任と悔恨/もし、あの夏をやり直せるなら

著者

中原 一歩

ノンフィクションライター。1977年佐賀県生まれ。著書に『最後の職人池波正太郎が愛した近藤文夫』(講談社)、『小林カツ代伝私が死んでもレシピは残る』(文春文庫)、『マグロの最高峰』(NHK出版新書)、『「㐂寿司」のすべて。』(プレジデント社)、『寄せ場のグルメ』(潮出版社)他多数。

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