書名(カナ) | シバコウエンロッカクドウアト |
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ページ数 | 192ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 上製 上製カバー装 |
初版奥付日 | 2017年03月01日 |
ISBN | 978-4-16-390525-9 |
Cコード | 0093 |
狂える藤澤清造の残影――
独りの死者と独りの生者。鬼気迫る四篇の〝夜〟と〝昼〟
ここ数年、惑いに流されている北町貫多。
あるミュージシャンに招かれたライブに昂揚し、
上気したまま会場を出た彼に、
東京タワーの灯が凶暴な輝きを放つ。
その場所は、師・藤澤清造の終焉地でもあった――。
「闇に目をこらすと、そこには狂える藤澤清造の、
最後の彷徨の残像が揺曳しているような錯覚があった。
――その朧な残像を追って、貫多は二十九歳から
今日までの生を経(た)ててきたはずであったのだ。」
(本文より)
何の為に私小説を書くのか。予定調和とは無縁の、
静かなる鬼気を孕んだ最新作品集
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