書名(カナ) | ゼロカラマナブニホンシコウギチュウセイヘン |
---|---|
ページ数 | 344ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 上製 並製カバー装 |
初版奥付日 | 2019年06月15日 |
ISBN | 978-4-16-391035-2 |
Cコード | 0095 |
週刊文春連載の日本史講義、第二弾。今回は「応仁の乱」「承久の乱」を含む中世篇です。巻末には、『応仁の乱』著者、呉座勇一さんとの対談も収録。
第一章 院政の始まり
野性のエネルギーを失った藤原氏
院政の開始
荘園のつくり方
「武士」は京都生まれ
前九年・後三年合戦の神話化
第二章 平氏政権の実態
中世日本のラスプーチン 信西
平治の乱——生き残った清盛
東西の巡礼流行
中世日本のジョブズ 平清盛
時代のイノベーター 平氏政権
第三章 鎌倉幕府の虚実
「源平合戦」はあったのか?
『平家物語』の名場面は本当だったか
身内殺しの頼朝
鎌倉幕府――頼朝から北条氏へ
「反乱軍」が勝った承久の乱
「御成敗式目」の合理的精神
第四章 モンゴル戦争と悪党
世界を揺るがしたモンゴル帝国
モンゴル戦争で幕府の権威がピークに
両統迭立は「上皇と天皇」のセット
「鎌倉新仏教」か「戦国新仏教」か
鎌倉幕府の滅亡
第五章 後醍醐天皇と足利兄弟
ワンマン社長の「建武の新政」
建武の新政を生んだ「朱子学」
新政の崩壊から南北朝時代へ
足利尊氏の“ライバル”、新田義貞
尊氏と直義の兄弟二頭政治
天下を二分した兄弟喧嘩『観応の擾乱』
第六章 室町幕府の興隆
生まれながらの将軍、義満
義満の「権力の見える化」戦略
倭寇と「日本国王」
世阿弥とパトロン義満
守護大名の誕生
足利義教——幕府の権威がピークに
第七章 下克上の時代へ
義政と「応仁・文明の乱」
現代日本文化の源流 東山山荘
戦国時代はいつ始まったのか
戦国大名とは何だったか
第八章 天皇、公家、そして武家
中世篇まとめ1 院政の伝統
中世篇まとめ2 中世日本を支配した公家と武家
中世篇まとめ3 貨幣経済の浸透で現代日本とつながった
対談 呉座勇一「中世を学べば現代がわかる」
ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。
雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。
※外部サイトに飛びます
感想を送る
本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。
※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。