単行本

フテンマ戦記 基地返還が迷走し続ける本当の理由 小川和久

1,980 (税込)
発売日2020年03月13日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) フテンマセンキ キチヘンカンガメイソウシツヅケルホントウノリユウ
ページ数 368ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2020年03月15日
ISBN 978-4-16-391181-6
Cコード 0095
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フテンマ戦記 基地返還が迷走し続ける本当の理由 小川和久

1,980 (税込)
発売日2020年03月13日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) フテンマセンキ キチヘンカンガメイソウシツヅケルホントウノリユウ
ページ数 368ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2020年03月15日
ISBN 978-4-16-391181-6
Cコード 0095

いったいどこに、誰に責任はあるのか?

誰が、なぜ迷走させてきたのか?
返還合意から24年。沖縄米軍普天間基地返還は、なぜ迷走し続けるのか。
民間人として普天間問題に関わった軍事アナリストが、24年間の手帳、メモ、資料をもとに明かす。
いったい誰が泥沼に陥らせたか、なぜ辺野古案は使いものにならないのか――。
政治家、官僚、米国側要人・・・・・・彼らは何をしようとし、何を見誤ったのか?
そして浮かび上がる、日本の危機。

軍事アナリストである著者は、自民党の政策勉強会に招かれたことをきっかけに、外交・安全保障・危機管理の分野について、歴代政府に助言・提案をするアドバイザーを勤めてきた。沖縄の普天間基地返還問題には、橋本政権下で日米の返還合意がなされた当初からかかわってきた。それから二十年余、普天間は返還に至っていない。様々な案が浮上しては消え、行き詰まり、迷走を繰り返している。なぜこのようなことになってしまったのか。民間人ながら至近距離でこの経緯を見つめてきた著者が、24年間にわたるメモや資料から、普天間問題混迷の原因を指摘。政治家・官僚などが多数実名で登場、現代史の裏面を描き出すクロニクルである。

【目次】
はじめに なぜ普天間返還は進まないのか?
序章 チャンスは4回あった
第1章 迷走への序曲 自民党本部1996
第2章 小渕官邸1998~2000
第3章 小泉・安倍・福田・麻生官邸2001~2009
第4章 鳩山官邸2009~2010「トラスト・ミー」の陰で
第5章 沖縄クエスチョン1999~2011
第6章 鳩山だけが普天間を迷走させたのか? 2010~2019
あとがき 信頼を回復する道

著者

小川 和久

軍事アナリスト。1945年、熊本県生まれ。陸上自衛隊生徒教育隊・航空学校修了。同志社大学神学部中退。地方新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。外交・安全保障・危機管理(防災、テロ対策、重要インフラ防護など)の分野で政府の政策立案に関わり、国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、日本紛争予防センター理事、総務省消防庁消防審議会委員、内閣官房危機管理研究会主査、隊友会理事などを歴任。小渕恵三内閣では情報収集衛星、ドクター・ヘリ実現に中心的役割を果たした。2012年から、静岡県立大学特任教授として静岡県の危機管理体制の改善に取り組んでいる。『「アマゾンおケイ」の肖像』(集英社インターナショナル)、『メディアが報じない戦争のリアル』(SB新書)、『フテンマ戦記』(文藝春秋)など著書多数。

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