書名(カナ) | ドクサイシャプーチンハナゼボウキョニハシッタカ テッテイカイセツウクライナセンソウノシンソウ |
---|---|
ページ数 | 224ページ |
判型・造本・装丁 | 四六判 軽装 並製カバー装 |
初版奥付日 | 2022年05月15日 |
ISBN | 978-4-16-391548-7 |
Cコード | 0095 |
”独裁者の取り巻きは、独裁者に忖度して、重要な情報を伝えなくなる。
これは、決して他人事ではありません。
日本の政界でも企業の世界でもあることです。” ――「はじめに」より
本書は、これまで「週刊文春」に連載してきたコラムの中からロシアやウクライナ、中国について取り上げてきた2014年から2022年までのものを再編、加筆修正したものです。今回の事態に至るまで、ロシアに何が起きていたのか。急成長した大国・中国で誕生した”独裁者”とは。激動する世界情勢の中で、日本は、私たちは、これからどうすればいいのか。それを考える一助となる一冊です。
目次
はじめに
Ⅰ 世界を驚かせたプーチンの暴挙 2022
・ウクライナはどんな国?
・解決のカギは「ミンスク合意」
・ウクライナをめぐる情報戦
・ロシアが承認する「国家」とは
・ロシアを金融封鎖する制裁
・「ナチス」はどちらか?
・ウクライナ軍、善戦の理由
・プーチンを宗教から分析する
他
Ⅱ すべてはクリミア併合から始まった 2014~2021
・ウクライナはどんな国?
・戦争の火種クリミア半島
・クリミア半島はいま(前編)
・クリミア半島はいま(後編)
・「おそロシア」になってしまった
・広告収入を断つという発想
・対「イスラム国」にロシアも参戦⁉
・「ロシアのエージェント」トランプ大統領?
・ロシアとの秘密交渉は誰の意思?
・ロシア軍の軍事演習が怪しい
・スウェーデン、戦争に備え徴兵制
・ロシア、またも元スパイ襲撃?
・トランプ、ロシアに猶予与え攻撃
・北方領土は二島返還?
・再び核開発競争へ
・究極の恐怖のミサイル爆発事故
・プーチン大統領、「院政」狙いか
・ロシア、またも毒物で襲撃事件
・「毒物はパンツに仕込んだ」
・「猫に鈴をつける」民間調査組織
・ベラルーシ、難民を武器にした
・ロシア軍、ウクライナ侵攻?
Ⅲ 独裁者・習近平にどう対峙すべきか 2016~2021
・香港で中国当局が「拉致」か
・香港の富豪が大陸へ拉致⁉
・共産党のトップはなぜ「総書記」
・中国、再び個人崇拝へ
・いま「独裁者誕生」を目撃する
・そもそも香港とは
・火事場泥棒的に香港の自主性剥奪
・中国共産党の一〇〇年
・二つの「辛亥年」―中国の反撃
あとがきにかえて――もっと詳しく知りたい人のためのブックガイド
ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。
雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。
※外部サイトに飛びます
感想を送る
本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。
※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。