書名(カナ) | キタヨウセンヒロク グン ケイザイ セシュウケンリョクノウチマク |
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ページ数 | 264ページ |
判型・造本・装丁 | 新書判 |
初版奥付日 | 2013年07月20日 |
ISBN | 978-4-16-660932-1 |
Cコード | 0295 |
金王朝の三代目・金正恩率いる北朝鮮。日米韓の度重なる制止を振り切るように核実験やミサイル発射を断行し、国際社会の秩序を乱すばかりでなく、経済制裁のあおりを受けて国内経済は疲弊し、それまでの配給制度が崩壊した後は地方を中心に餓死者も続出し、北朝鮮市民は日々のコメにも事欠く窮状を招いています。
こうした国内外の非難と窮乏をよそに、権力中枢では内紛、暗闘、そして独裁が止みません。いったい、この国の真の正体は、いずこにあるのでしょうか。
その真相に迫るのが本書。5年に及んだ朝日新聞ソウル特派員時代の取材を基に、金正日から金正恩への権力世襲の内実と、無手勝流の軍拡大と外交交渉の裏側を抉り出します。大宅賞を受賞したジャーナリストの船橋洋一さんも「インテリジェンス報道の最高峰」と絶賛しています。
7月27日の朝鮮戦争休戦協定60周年、9月9日の建国65周年を目前に控えて、その一挙一動に注目が集まる北朝鮮を知る上で、必読の1冊です。
【目次より】
第1章 金正日の病状悪化と死 第2章 新指導者、金正恩
第3章 北朝鮮の外交力 第4章 先細りする対外関係
第5章 核とミサイル 第6章 北朝鮮の軍事を巡る攻防 第7章 止まらない経済破綻
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