生きる哲学 若松英輔

880 (税込)
発売日2014年11月20日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) イキルテツガク
ページ数 272ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2014年11月20日
ISBN 978-4-16-661001-3
Cコード 0295
書店在庫
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『生きる哲学』(若松英輔)

生きる哲学 若松英輔

880 (税込)
発売日2014年11月20日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) イキルテツガク
ページ数 272ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2014年11月20日
ISBN 978-4-16-661001-3
Cコード 0295

古典から読み解く21世紀の生きるヒント

人間についての普遍的な原理を難しい言葉で記述するばかりが「哲学」ではない。書物に書かれている高尚な哲学ばかりが「哲学」ではない。ときに肉声のなかに、手紙のなかに、あるいは人知れぬ行為のなかに、真の哲学は宿っている――。

祖国を離れ、ひとり異国の地でひたすらに歩いた作家・須賀敦子。強制収容所で絶望を目の当たりにしながら、人生の意味を深く問うた精神科医・フランクル。食に命をこめる料理研究家・辰巳芳子。震災や戦争に際して遺族に祈りを捧げた美智子皇后。
歩く、祈る、見る、聴く、喪う。「悲しみ」ともいうべき人生の場面で言葉を紡ぎ、ある哲学を体現した者たちの「生きる哲学」を、その行為のなかに読む。

序章 生きる――言葉と出会うということ
1章 歩く――須賀敦子の道
2章 彫る――舟越保武の「かたち」が照らす光
3章 祈る――原民喜の心願
4章 喪う――『論語』の哀しみ
5章 聴く――志村ふくみと呼びかける色
6章 見る――堀辰雄と風が告げる訪れ
7章 待つ――リルケと詩が生まれるとき
8章 感じる――神谷美恵子の静かな意思
9章 目覚める――寄り添うブッダ
10章 燃える――宮澤賢治と病身の妹トシ
11章 伝える――フランクルが問う人生の意味
12章 認める――辰巳芳子と「いのち」
13章 読む――皇后と愛しみが架ける橋
終章 書く――井筒俊彦と「生きる哲学」

目次

序章 生きる――言葉と出会うということ
1章 歩く――須賀敦子の道
2章 彫る――舟越保武の「かたち」が照らす光
3章 祈る――原民喜の心願
4章 喪う――『論語』の哀しみ
5章 聴く――志村ふくみと呼びかける色
6章 見る――堀辰雄と風が告げる訪れ
7章 待つ――リルケと詩が生まれるとき
8章 感じる――神谷美恵子の静かな意思
9章 目覚める――寄り添うブッダ
10章 燃える――宮澤賢治と病身の妹トシ
11章 伝える――フランクルが問う人生の意味
12章 認める――辰巳芳子と「いのち」
13章 読む――皇后と愛しみが架ける橋
終章 書く――井筒俊彦と「生きる哲学」

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担当編集者より

国を離れ、ひとり異国の地でひたすらに歩いた作家、須賀敦子。強制収容所で絶望を目の当たりにしながら、人生の意味を深く問うた精神科医、ヴィクトール・E・フランクル。寄る辺なき時にあっても逃れがたい現実のなかでも、自分の足で確かに立ち、新たな思索を切り拓いた哲学者たち14人の生き方に学ぶ「生きる哲学」。考えるよりも前に動いた「本物のつよさ」を、気鋭の批評家が読み解きます。

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