教養脳

自分を鍛える最強の10冊

935 (税込)
発売日2021年05月20日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) キョウヨウノウ ジブンヲキタエルサイキョウノジュッサツ
ページ数 256ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2021年05月20日
ISBN 978-4-16-661315-1
Cコード 0295

「古典」の美味しいところだけを味わう!

「一度は読んでおきたい、しかし、どうもハードルが高い」。読書家であればあるほど、そんな本に心当たりがあるはず。
『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』(山本七平賞)、『悪女の美食術』(講談社エッセイ賞)などの著作で知られる「批評の天才」が、乱読の果てに選び抜いた究極の10冊を取り上げ、そのエッセンスを紹介。なぜその本をいま読むべきなのか、名著の核心部分をえぐり取る。
なぜヨーロッパのエリートたちは、ギリシア語やラテン語を学ばされるのか。それは「今の自分たちの生活や利害、関心と全く関係のない時代の人々の言葉を学び、その発想や言動を理解しようとすること」、つまり「他者を理解しようと努力し続ける」ことを重視しているから。その他者理解の能力を「ドイツ人は『教養』と呼んだ」と。
『論語』、ヒトラー『わが闘争』、小林秀雄『本居宣長』、ハイデガー『存在と時間』など、切れば血の出る、活きのいい名著が目白押し。

目次

『万葉集』
今と昔を超える日本文藝の形
『わが闘争』アドルフ・ヒトラー
一人のアウトサイダーが描いた妄想がなぜかくも大きな力を創り出せたのか
『論語』
不遇のなか東洋の思想家が到達した人生
『ナポレオン言行録』
「兵隊よ、祖国の幸福と繁栄が達成された暁、私は諸君を連れ戻る」
『移動祝祭日』アーネスト・ヘミングウェイ
その比喩が一閃するとき、ナイフと同様かならず骨を断つ
『赤と黒』スタンダール
作家の生前は全く評価されなかった近代心理小説の傑作
『神曲』ダンテ・アリギエーリ
見知らぬ土地での予期せぬ出合い。贅沢の極みの読書体験
『本居宣長』小林秀雄
思想やイデオロギーではなく言葉のダイモンに耳を傾けよ
『文明論之概略』福澤諭吉
「一身にして二生を経る」。福沢諭吉を今読むということ
『存在と時間』マルティン・ハイデガー
「神なき時代」「故郷の喪失」に耐えた哲学者の探求への道

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