書名(カナ) | キョウヨウノジンルイシ ヒトハナニヲカンガエテキタカ |
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ページ数 | 320ページ |
判型・造本・装丁 | 新書判 |
初版奥付日 | 2023年10月20日 |
ISBN | 978-4-16-661431-8 |
Cコード | 0295 |
【2024年2月3日 朝日新聞書評欄掲載で話題沸騰!】
「ホモ・サピエンスの誕生からコロナ以後の文明観の変化まで、人類700万年の教養史を俯瞰した書」
「とにかくわかりやすく、人間を動かす心理がどのように学問に結実していくかを図らずも示してくれる」
(評者・保阪正康氏)
本書では、ヒトという種が現在のチンパンジーやボノボなどと共通の祖先から枝分かれした約700万年前から現在に至るまでの歩みを辿りながら、私たち人類が一体この地球に何を残してきたのか、何を考え、何を信じ、何をしてきたのかを振り返る。
壮大な旅を手助けしてくれるのは、古今東西の〝知の巨人〟たちだ。国内からは内藤湖南、津田左右吉にはじまり、梅棹忠夫、中村元、丸山真男、松田壽男、見田宗介、柄谷行人、山極寿一、斎藤幸平。海外からはJ・S・ミル、マルクス・エンゲルスにはじまり、カミュ、エリアーデ、チョムスキー、ジュリアン・ジェインズ、W・J・オング、ユヴァル・ノア・ハラリ……。
彼らの著作のエッセンスに触れつつ、人類が生み出してきた〝知の全体像〟を俯瞰する。
短期大学で16年にわたり教養の講義を続けてきた筆者による「教養入門書」。
●目次
序章 知の巨人たちの求めたもの
~立花隆、司馬遼太郎、井筒俊彦、松本清張らの知的遺産~
第一章 人類の進化と心のルーツ
第二章 神話・宗教・文明の誕生
第三章 精神の革命――枢軸時代・哲学の発生
第四章 人類史の構造をとらえる試み
第五章 東アジア世界から見た日本の文化
第六章 東洋哲学の可能性――「無」と「空」と親鸞
第七章 現代史との対話――明治維新と戦後日本
第八章 人類史と二十一世紀の危機
第九章 人間性の回復へ――文学・芸術の役割
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