実録ルポ 介護の裏 甚野博則

1,045 (税込)
発売日2024年05月17日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ジツロクルポカイゴノウラ
ページ数 232ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2024年05月20日
ISBN 978-4-16-661449-3
Cコード 0295
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実録ルポ 介護の裏 甚野博則

1,045 (税込)
発売日2024年05月17日
ジャンルノンフィクション
商品情報
書名(カナ) ジツロクルポカイゴノウラ
ページ数 232ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2024年05月20日
ISBN 978-4-16-661449-3
Cコード 0295

親が要介護に! その時どうする?

「うちはまだまだ大丈夫」「いざとなれば何とかなる」
現実から目をそらし続けてきた筆者のもとに、突如降りかかってきた母親の介護問題。
なぜ介護の仕組みはこれほど複雑なのか?
なぜこんなにお金がかかるのか?
一体誰が得をして、誰が損をしているのか?
制度について一から調べ、全国の現場を訪ね歩いてみると、深くて暗い業界の「裏側」が見えてきた――

介護を巡る日本の現状は「安心」とはほど遠い。むしろ危機的な状態にある。
2000年の介護保険開始以降、自己負担割合の引き上げが幾度となく行われ、保険料の徴収額は増加している。
その一方、介護現場を支える介護職は減少の一途を辿り、すでに日本の介護制度は崩壊し始めていると言えるのだ。

知らないままでは損をする、誰も教えてくれない「介護のリアル」を徹底ルポ。

【介護の世界は矛盾とナゾだらけ】

●「ケアマネ」選びが全てを左右する
●介護保険でできること、できないこと
●老人ホームは入居金だけで数千万という現実
●「老人は歩くダイヤモンド」。介護ビジネスはなぜ儲かるのか?
●骨折を放置、入浴のタオルを使い回し……高齢者への虐待は過去最多に
●こんな施設は要注意! 施設職員が語る3つのチェックポイント
●「まるで後妻業」。月140万円もの請求をおこなう「身元保証」ビジネスの謎
●「会社が人を入れてくれない」。自ら命を絶った介護職員
●「老老介護」の末、80歳の妻を絞殺
●「介護離職」は年間で10万6千人にも
●2025年度には介護職が32万人不足……崩壊はすでに始まっている

【目次】

序章 親が要介護になって
第一章 介護の不可解な仕組み
第二章 なぜ介護に金がかかるのか
第三章 虐げられる老人たち
第四章 私利私欲だらけの業界
第五章 ブラックすぎる介護職
第六章 介護の現在と未来

著者

甚野 博則

1973年生まれ。大学卒業後、大手電機メーカーや出版社などを経て2006年から「週刊文春」記者に。「『甘利明大臣事務所に賄賂1200万円を渡した』実名告発」などの記事で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」のスクープ賞を2度受賞。現在はフリーランスのノンフィクションライターとして、週刊誌や月刊誌などで社会ニュースやルポルタージュなどの記事を執筆。『実録ルポ 介護の裏』が初の単著となる。

介護に関する情報はぜひ(hironori.jinno2@gmail.com)までお寄せください。

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