| 書名(かな) | やなぎさわまさしのかいみんのう |
|---|---|
| ページ数 | 224ページ |
| 判型・造本・装丁 | 新書判 |
| 初版奥付日 | 2026年10月20日 |
| ISBN | 978-4-16-661546-9 |
| Cコード | 0295 |
◆日本人が誤解している「眠りの極意」◆
睡眠は脳の「メンテナンス」
生産性が高い国や会社ほど長く眠る
寝る子は育つ、寝ない大人はヨコに育つ
日本の睡眠時間は世界最低
必要な睡眠時間は中学生9時間、50代7時間程度
眠りについて悩んでいない人でも深刻な睡眠不足の可能性がある。
ラスカー賞を受賞した睡眠学の第一人者・柳沢正史から「教科書に載せたいぐらい典型的な睡眠時無呼吸症候群」だと〝宣告〟された真山仁が徹底取材。
睡眠の「本当」と柳沢教授の頭の中に迫る!
◎睡眠不足による日本の経済損失は年間15兆円! 「失われた30年」の原因のひとつは睡眠負債
◎徹夜明けの脳は酔っ払った状態と同じ
◎長期間の睡眠不足は認知症、がん、心血管障害、感染症などのリスクを高める
◎天才を育てるために、親が子どもにできることは?
◎「昼間に眠い」「日中の睡眠で8分以内に眠れる」「夜間頻尿」「電車でいびき」は要注意
◎日中にパワーナップ(積極的仮眠)できる時点で睡眠不足
◎ナポレオンはしょっちゅう居眠りしていた。ショートスリーパーは訓練ではなれない
◎なぜ柳沢正史は医学部を卒業したのに、臨床医の道を選ばず、睡眠研究を始めたのか
◎目次
■プロローグ
■第一章 睡眠不足は脳を殺す 「寝ない大人は横に育つ」
削るなら睡眠時間しかない
「24時間戦えますか」の罠
一日四時間睡眠を二週間続けたら……
締切前夜はパフォーマンスが最高?
“死の五重奏”
認知症のリスクも高まる
必要な睡眠時間は遺伝で決まる
健康な若者でも睡眠負債はある
睡眠不足の三つの兆候
肥満との相関性
寝ない大人は横に育つ
電車でいびきをかく人は「重症」
年間四・七兆円にのぼる社会的コスト
「ぐっすり力」は加齢で落ちていく
睡眠軽視は国を滅ぼす
■第二章 「寝る子は育つ」は本当 睡眠“後進国”無理解の壁
平均寿命と健康寿命のギャップ
世界で最も眠らない国
六〇年前はよく寝ていた
子どもの頃から「昼間に眠い」が当たり前に
夜型か朝型か
「朝起きるのが辛い」理由
学校の始業時間を遅らせよう
天才を育てたいなら……
優秀な子ほど長く眠る
一晩寝るとレベルアップ
「寝る間を惜しんで頑張る」人はすごいのか
睡眠は脳のアクティブリカバリー
タイパからは何も生まれない
ベストな睡眠時間を知る方法
睡眠軽視が子どもの心身を蝕む
■第三章 「真実は仮説より奇なり」 柳沢正史の素顔
小学一年で研究者志望
開業医の父、教育熱心な母
高校時代にパソコンとOSを自作
「明後日の患者を治したい」
医学部の視点と理学部の視点
大学院時代に大発見
三一歳でハワード・ヒューズ医学研究所へ
「結果よければすべてよし」という環境
「やせ薬」ができるかも?
夜のマウスの観察で大逆転
セレンディピティで睡眠研究へ
仮説に縛られ過ぎないことが大切
サイエンスの究極の目標
東大、京大からの誘い
研究は「当たるも八卦、当たらぬも八卦」
基本的に怠け者
「楽しそうにしている」背中を見せる
研究はやってみなければ分からない
二人の師匠の教え
ハリネズミと狐
ラインホルド・ニーバーの祈り
「真実は仮説より奇なり」の意味
■第四章 睡眠研究と医療の最前線
二つの大きな謎
眠くなる仕組み
問題は「眠気のもと」
鹿威しの「水」を探せ!
そもそも「起きている」とは?
睡眠と覚醒は「デジタル」
現代人にとって最大のストレス
レム睡眠とノンレム睡眠
夢を見るのは大事な“活動”
新しいタイプの睡眠薬
夜間頻尿の原因
人間ドックに睡眠検診を
在宅検査が保険適用に
SAS治療の飲み薬が開発中
専門医を増やせ!
睡眠は「一丁目一番地」
科学の進化は止まらない。あとは人次第
[特別コラム]よりよく眠るための五つのルール
■第五章 日本復活の鍵は睡眠にあり
理想の人生のために
成功者はみんな眠っている
国を挙げて本気で取り組むべき課題
「寝不足上等」でいいのか?
一〇歳までに「睡眠」教育を
親が子どもにできること
日本の夜は明るすぎる
暗くても目は悪くならない
夜が暗いヨーロッパ、闇がなくなった日本
一流の研究者は嗅覚を持っている
日本政府の研究支援は間違っている
的外れなトップダウン
米中がやらないことをやろう
■エピローグ
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