書名(カナ) | アノヒトタチノセナカ |
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ページ数 | 416ページ |
判型・造本・装丁 | 文庫判 |
初版奥付日 | 2017年03月10日 |
ISBN | 978-4-16-790816-4 |
Cコード | 0195 |
重松清さんが尊敬する、各界の著名人へのインタビュー集。
「尊敬するひと」とは、すなわち、背筋をピンと伸ばして姿勢を正すために振り仰ぐ、遠くに見える背中――13人の皆さんは、重松さんにとって、まさにその解釈どおりの存在です。
もともと『このひとについての一万六千字』というタイトルで『en-taxi』に連載していたものが、『en-taxi』休刊によって、二冊目の単行本を上梓することができずに終了となりました。単行本にまとめられなかった4回分を加え、総勢13人の方々とのインタビューを収録。登場した方々は、伊集院静、池澤夏樹、浦沢直樹、鈴木成一、是枝裕和、いとうせいこう、山田太一、赤川次郎、酒井順子、ちばてつや、吉岡忍、木皿泉、北村薫。
重松さん自らインタビュアーとなり、ここに登場するひとたちがなぜ人より抜きんでた才能をもつにいたったのかがよくわかります。ときにはグッと感情をこらえ絞り出すような言葉だったり、絶望の中から希望が見える言葉などをゲストの方々から引き出していく過程にぐいぐい引き込まれていきます。
まえがき
伊集院静/狂気の流儀
池澤夏樹/漂い、さまよう死者とともに
浦沢直樹/巨大なるマイナー
鈴木成一/一万日で一万冊+α
是枝裕和/テレビよ、おまえは――。
いとうせいこう/想像力はしぶといぜ、とDJは言った。
山田太一/深くあきらめたひとの、なおあきらめない思い
赤川次郎/物語の中の少年
酒井順子/負け犬、オン・ザ・ラン
ちばてつや/そこにも人生はあるだろう
吉岡忍/我々はどこから来て、どこへ帰る?
木皿泉/家路にともる、灯りのように
北村薫/バトンを渡された者として
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