作品紹介

美しい恋人・枝里子をサプライズで京都に誘った。それは、
昔の男が住む京都で枝里子の反応を見ようという悪意だった――。

東大卒出版社勤務、驚異的な記憶力を持つ「僕」は、同時に
3人の女性と関係を持ちながら、誰とも深いつながりを
結ぼうとしない。その「理屈っぽく嫌味な」言動の奥にあるのは、
絶望なのか渇望なのか。彼の特異な過去を知った枝里子は。

「自分の人生にとって本質的なことからは決して逃れられない」

切実な言葉たちが読む者の胸を貫いてロングセラーとなった傑作が
文春文庫で登場。

解説・窪美澄

担当編集者より


東大卒で高給取りで、(たぶん)顔も良く、恋人も複数いるのに、理屈を捏ねまわして「生まれてこなければ良かった」と言い続ける主人公。直木賞作家・白石一文さんのロングセラー作なのですが、以前読んだ時は「こんな男は嫌いだ」と思ったものです。ところが今回、再刊にあたり「こんなに必死に、真剣にものを考えて生きる人は、どうやって作られたのだろうか」と、印象が大きく変化しました。何度でも読んで欲しい一冊です。新進の世界的人気アーチスト・武田鉄平さんのカバー画にも注目してください。
商品情報
書名(カナ) ボクノナカノコワレテイナイブブン
ページ数 368ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2019年11月10日
ISBN 978-4-16-791386-1
Cコード 0193

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