僕のなかの壊れていない部分 白石一文

924 (税込)
発売日2019年11月07日
ジャンル小説
商品情報
書名(カナ) ボクノナカノコワレテイナイブブン
ページ数 368ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2019年11月10日
ISBN 978-4-16-791386-1
Cコード 0193
試し読み
書店在庫
ネット書店で購入

僕のなかの壊れていない部分 白石一文

924 (税込)
発売日2019年11月07日
ジャンル小説
商品情報
書名(カナ) ボクノナカノコワレテイナイブブン
ページ数 368ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2019年11月10日
ISBN 978-4-16-791386-1
Cコード 0193

三人の女性と関係を持つ「僕」の絶望――名著再刊!

美しい恋人・枝里子をサプライズで京都に誘った。それは、
昔の男が住む京都で枝里子の反応を見ようという悪意だった――。

東大卒出版社勤務、驚異的な記憶力を持つ「僕」は、同時に
3人の女性と関係を持ちながら、誰とも深いつながりを
結ぼうとしない。その「理屈っぽく嫌味な」言動の奥にあるのは、
絶望なのか渇望なのか。彼の特異な過去を知った枝里子は。

「自分の人生にとって本質的なことからは決して逃れられない」

切実な言葉たちが読む者の胸を貫いてロングセラーとなった傑作が
文春文庫で登場。

解説・窪美澄

本の話おすすめ記事

おすすめ記事

※外部サイトへリンクしている場合もあります

担当編集者より



東大卒で高給取りで、(たぶん)顔も良く、恋人も複数いるのに、理屈を捏ねまわして「生まれてこなければ良かった」と言い続ける主人公。直木賞作家・白石一文さんのロングセラー作なのですが、以前読んだ時は「こんな男は嫌いだ」と思ったものです。ところが今回、再刊にあたり「こんなに必死に、真剣にものを考えて生きる人は、どうやって作られたのだろうか」と、印象が大きく変化しました。何度でも読んで欲しい一冊です。新進の世界的人気アーチスト・武田鉄平さんのカバー画にも注目してください。

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、こちらから各部門にお送りください。

メディア関係者・図書館の皆様

表紙画像のダウンロード

ご希望のデータがダウンロードできない場合や、著者インタビューのご依頼、その他の本の紹介に関するお問合せは、直接プロモーション部へご連絡ください。

雑誌・書籍の内容に関するご意見、書籍・記事・写真等の転載、朗読、二次利用などに関するお問合せ、その他については「文藝春秋へのお問合せ」をご覧ください。

書店在庫
ネット書店で購入

Rankingランキング

全て見る

Eventイベント

最新イベント

一覧を見る
「八咫烏シリーズ」公式グッズショップが新商品とともに名古屋に上陸!
「八咫烏シリーズ」公式グッズショップが新商品とともに名古屋に上陸!
【金沢&富山W地元開催】新刊『銀嶺のかなた』刊行記念 安部龍太郎さんサイン会が小説の舞台となった加賀前田藩お膝元で開催!
【金沢&富山W地元開催】新刊『銀嶺のかなた』刊行記念 安部龍太郎さんサイン会が小説の舞台となった加賀前田藩お膝元で開催!
11/22(金)19:00~イベント開催! 中山祐次郎×秋谷りんこ トークイベント「お仕事小説を書こう!」
11/22(金)19:00~イベント開催! 中山祐次郎×秋谷りんこ トークイベント「お仕事小説を書こう!」
米国を代表する作家、スティーヴン・キングの特設サイト 2024 文春文庫 秋100ベストセレクション 吉永南央「紅雲町珈琲屋こよみシリーズ」特設サイト 阿部智里「八咫烏シリーズ」特設サイト 佐伯泰英特設サイト 文藝春秋 コミック編集者募集