書名(カナ) | ヘイセイクンサヨウナラ |
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ページ数 | 240ページ |
判型・造本・装丁 | 文庫判 |
初版奥付日 | 2021年05月10日 |
ISBN | 978-4-16-791688-6 |
Cコード | 0193 |
社会学者・古市憲寿、初小説!
安楽死が合法化された現代日本。名前もあいまって、メディアで「平成(へいせい)」を象徴する人物ともてはやされる「平成(ひとなり)くん」は、時代の終わりとともに安楽死したい、と恋人・愛に告げる。愛は受け容れられぬまま二人の最後の日々を過ごすのだが――。いまの時代を生き、死ぬことの意味を問い直す芥川賞候補作。著者の新たな用語注解付き。
著者の初小説にして 芥川賞候補作
「ねえ平成くん、なんで死にたいと思ったの?」
●平成くん――安楽死を望む、1989年1月8日生まれの29歳男子
●愛――1989年に誕生した女の子のうち最もポピュラーな名前を持つ、平成くんの恋人
●ミライ――ロシアンブルーの老猫
「平成」最後の1年間、それぞれの生と死とは
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