作品紹介

社会学者・古市憲寿、初小説!


安楽死が合法化された現代日本。名前もあいまって、メディアで「平成(へいせい)」を象徴する人物ともてはやされる「平成(ひとなり)くん」は、時代の終わりとともに安楽死したい、と恋人・愛に告げる。愛は受け容れられぬまま二人の最後の日々を過ごすのだが――。いまの時代を生き、死ぬことの意味を問い直す芥川賞候補作。著者の新たな用語注解付き。


著者の初小説にして 芥川賞候補作

「ねえ平成くん、なんで死にたいと思ったの?」


●平成くん――安楽死を望む、1989年1月8日生まれの29歳男子

●愛――1989年に誕生した女の子のうち最もポピュラーな名前を持つ、平成くんの恋人

●ミライ――ロシアンブルーの老猫

「平成」最後の1年間、それぞれの生と死とは

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担当編集者より
近年、テレビでも大人気の社会学者・古市憲寿さん。本作はその古市さん初の小説作品で、当時の芥川賞候補にもなりました。安楽死が合法化されたパラレルワールドの日本の「平成」時代、その象徴であり、どこか古市さん自身をも想起してしまう「平成くん」は、なぜ安楽死を望んだのでしょうか。高度に発展しすぎた社会では、どんなに優秀で最先端を走っているように見える人でも、そこから零れ落ちてしまう恐怖とは無縁ではいられないのでしょうか。「平成」という時代を思い出しながら、ぜひともその答えを探って頂きたいと思います。大量のブランド、レストラン、サービスの固有名詞や最新ガジェットは、時代の記録としても貴重です。(担当K.N)
商品情報
書名(カナ) ヘイセイクンサヨウナラ
ページ数 240ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2021年05月10日
ISBN 978-4-16-791688-6
Cコード 0193

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