少年時代、僕の町に新任牧師がやってきた。仲良くなった僕は、彼の家のガレージで、キリスト像が「静かの湖」の上を渡る電気仕掛けの模型を見せてもらった。やがて、彼の妻と幼い子が突然の事故で無惨に死亡する。敬虔だった彼は、神を呪う説教を最後に、町から姿を消した。27年後、僕は再会する。「電気」にとり憑かれた、カルトを率いる人物となった元牧師と――。妻子の凄惨な死に絶叫、神に背いた牧師の狂気恐怖の帝王・キング、ひさびさの正統派ホラー!
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世界でもっとも有名な恐怖小説の書き手、それはスティーヴン・キングです。姓をもじって「モダンホラーの帝王(キング)」などと称されることの多いキングですが、近年はミステリや、自身の息子との共作など作風を広げてきました。そんなキングがひさびさに放つ正統派ホラー巨編が、本作です。今回の恐怖をつかさどるのは、「電流」に取り憑かれた元牧師。妻子を凄惨な事故で亡くした彼は、舞台となる町を去った後、語り手の「僕」の人生に何度となく現れます。ある究極の目的を持って、彼は生涯をかけて“神秘なる電気”の研究にのめりこむのですが……。『キャリー』『シャイニング』『呪われた町』『ザ・スタンド』『IT』などの代表作に連なる、キング渾身の一作をお楽しみ下さい。(担当K.N)
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