| 書名(かな) | なんとかしなくちゃ せいうんへん |
|---|---|
| ページ数 | 448ページ |
| 判型・造本・装丁 | 文庫判 |
| 初版奥付日 | 2025年10月10日 |
| ISBN | 978-4-16-792423-2 |
| Cコード | 0193 |
5月になると、なぜか近所の砂場が混み始める。
5歳の梯結子は、その理由が気になった。見慣れない子どもたちはどこから来るのか。あとをつけてみると、別の公園にたどり着く。そこには藤棚があり、その下の砂場では誰も遊んでいなかった。
美しくない。フェアじゃない。うまくいってない。結子にとっては、なんだか「キモチワルイ」。
そして、きれいな藤の花びらも、毎週捨てられる乳酸菌飲料の容器も「モッタイナイ」。そこで結子は、この2つを組み合わせてみたところ――。
それからも、結子は身の回りの「うまくいってない」を放っておけない。友だちの誕生会では、プレゼント代が負担にならず、誰も困らないルールを考える。家族の帰宅時間がバラバラになり、夕食が余ったり足りなかったりすると、食べる人数に合わせて1人前ずつ用意する「食堂方式」を始める。
そして大学では、なぜか「城攻め」を考えることに。
5歳の砂場から大学卒業まで、「なんとかする人」梯結子ができるまでを描く、恩田陸の問題解決エンタテインメント。
なんとかしなくちゃ。青雲編
文庫版のためのあとがき
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