真田武士心得〈二〉 関ケ原純情 井原忠政

803 (税込)
発売日2025年11月05日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(かな) さなだもののふこころえ せきがはらじゅんじょう
ページ数 288ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2025年11月10日
ISBN 978-4-16-792435-5
Cコード 0193
書店在庫
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  • 文庫
『関ケ原純情』(井原忠政)
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真田武士心得〈二〉 関ケ原純情 井原忠政

803 (税込)
発売日2025年11月05日
ジャンル歴史・時代小説
商品情報
書名(かな) さなだもののふこころえ せきがはらじゅんじょう
ページ数 288ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2025年11月10日
ISBN 978-4-16-792435-5
Cコード 0193

忠義と仇討を胸に、若武者は疾走する

【2冊連続刊行! いよいよ天下分け目の決戦へ――】
慶長五年九月。主君・真田信幸の密命を受けて信州・戸石城を発ったのは、真田家の若き家臣・鈴木右近、数え十七。巨大な野太刀を背負い、家来の榛名大吉と従僕の権蔵を伴った右近は、「柳生宗矩の書状」を胸に納め、一路、岐阜へと急ぐ。

出立は九月八日午後。甲冑は櫃に回し、夜通し小走りで峠を越える――若さゆえの無鉄砲さと、任を果たす覚悟が右近らをひたすら走らせる。

八ヶ岳を仰ぐ大門峠へ、昼は日差し、夜は闇。息が上がるたびに歩調と荷を見直し、六十七里を刻む呼吸が揃っていく。右近は折にふれて懐の書状を確かめる――油紙に二重包みされたそれを、右近の剣の師・柳生宗章に何としてでも九月十四日までに届けねばならない。右近の胸の内には、愛する主君からの命令を絶対に果たすという固い決意と、仇敵・中山九兵衛への復讐心のみが宿っている――。この困難な任務の結果はどうなる!?


天下分け目の戦いを前に、真田信幸から鈴木右近に密命が下った。右近の剣の師・柳生宗章の元に、柳生宗矩からの密書を届けよ、と。信濃から岐阜へ、わずか七日の長駆。数々の峻険を越え、地侍の襲撃を退け、主君への忠義と両親の仇討二つの想いを胸に、若武者は家来とただひたすらに駆ける。困難を極める任務の結末はいかに?


右近よ、走れ。
宿命の関ケ原へ!

著者

井原 忠政

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