作品
圧死・焼死、不安と混乱による人災の拡大——。二十万の命を奪った大災害を、体験談をもとに克明に描きだした菊池寛賞受賞の名作
10代のアイドル、マスコミ嫌いのスポーツ選手、財界の大物らが彼女に心を開くのはなぜか。商談、日常会話にも生かせる「聞く極意」
“メディア戦略家”小泉純一郎の先駆者は、実は“強面”小沢一郎だった。歴代の総理・実力者はテレビカメラの前でどう演じたのか
アトピー治療の原則はじつは単純明快。原因をきちんと知り、適正な治療さえすれば必ず治る。アトピーで悩む全ての人への福音の書
司馬遼太郎、伊藤正徳、吉村昭、島田謹二……第一級の歴史エッセイと当事者の生々しい証言で構成。明治日本の「激動の歴史」
日中戦争が始まった年にもし「週刊文春」があったなら、日本はどう料理されたか? 往時の空気を伝える“三面記事の歴史マガジン”
1965年から66年に発表された14篇を収める。「功名が辻」「竜馬がゆく」「国盗り物語」と長篇の比重が増し、短篇創作のペースが落ちるころ
美しい三姉妹の次女・新子は家の困窮のため、ある上流家庭の家庭教師として軽井沢の別荘に赴く。女同士の舌鋒が冴え渡る傑作長編
二万本を超える映画を見てきた最高峰にして最長老評論家が、絞りに絞り込んだ面白映画五百本。これは二十世紀の“世界遺産”である
侯爵の妹で、美貌の絢子と、青年外交官の康貞は愛を誓いあうが、苛酷な運命に翻弄される。九條武子がモデルといわれる、悲恋の物語
恋愛、格闘、殺人事件と全てのエンターテイメントの要素をもつ菊池寛の代表作のひとつ.大正14年朝日新聞に連載された幻の名著
小林秀雄の毒舌、三島由紀夫の友情、遠藤周作の欝屈……文士たちの知られざる一面を斬新な切り口で鮮やかに甦らせる異色の回想録
久が金銭苦の果て女と心中。悲しむ老父紅緑を冷やかに眺める八郎の眼。戦争を境に佐藤家の世代替りと新たな苦闘の時代が始まる…
新聞一面のオアシス「産経抄」と雑誌連載エッセイ「蛙の遠めがね」から著者自身が選り抜いた珠玉のコラム集。「良識」を求める人に!
古典文芸から古来の病いを拾い、日本最古の医学書『医心方』などを軸に、上代から鎌倉時代までの医術と健康法を明かす画期的論考
宗太郎の旧友で、唐人の商人徐敬徳が大山まいりに出かけて消息を絶った。奉納用の木刀の文字に事件の秘密が……。表題作ほか七篇
徳川幕府二百六十年余の統治に幕を引いた慶喜と、その幕府の命運に殉じた新選組・沖田総司。幕末を代表する悲劇の主人公二人を軸に激動の転換期を描ききった大河時代小説。(菊池仁)
ブルセラ、オウム、従軍慰安婦……どう考えてよいか迷うときこそ、この「良識」が有難い。花鳥風月も付いた「同時代ハンドブック」
(上を参照)
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