冬の風物詩「週刊文春 ミステリーベスト10」。43回目を迎える今年は、国内ではベテランと新進が鎬を削り、海外では華文ミステリーが大躍進、またホロヴィッツ氏が見事二連勝を飾りました。
アンケートにご回答いただいたのは全国の日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会他の皆様です。
「週刊文春」12月12日号に掲載された、『ノースライト』で国内部門1位となった横山秀夫氏、『メインテーマは殺人』で海外部門1位となったアンソニー・ホロヴィッツ氏のインタビューや、ランクインした作品の概要、選評がお読みいただける電子書籍『週刊文春ミステリーベスト10 2019』も発売となりました。
ベスト10入りした作品と順位は以下の通りです。
国内部門
1位 『ノースライト』(横山秀夫/新潮社)
2位 『罪の轍』(奥田英朗/新潮社)
3位 『魔眼の匣の殺人』(今村昌弘/東京創元社)
4位 『Iの悲劇』(米澤穂信/文藝春秋)
5位 『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(相沢沙呼/講談社)
6位 『いけない』(道尾秀介/文藝春秋)
7位 『むかしむかしあるところに、死体がありました。』(青柳碧人/双葉社)
8位 『我らが少女A』(髙村薫/毎日新聞出版)
9位 『希望の糸』(東野圭吾/講談社)
10位 『刀と傘 明治京洛推理帖』(伊吹亜門/東京創元社)
海外部門
1位 『メインテーマは殺人』(アンソニー・ホロヴィッツ/創元推理文庫)
2位 『イヴリン嬢は七回殺される』(スチュアート・タートン/文藝春秋)
3位 『ケイトが恐れるすべて』(ピーター・スワンソン/創元推理文庫)
4位 『三体』(劉慈欣/早川書房)
5位 『ザ・ボーダー』上・下(ドン・ウィンズロウ/ハーパーBOOKS)
6位 『刑罰』(フェルディナント・フォン・シーラッハ/東京創元社)
7位 『ディオゲネス変奏曲』(陳浩基/ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
8位 『我が母なるロージー』(ピエール・ルメートル/文春文庫)
9位 『黄』(雷鈞/文藝春秋)
10位 『カッティング・エッジ』(ジェフリー・ディーヴァー/文藝春秋)
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