作品
戦国時代に起きた、島津義弘、織田信長、真田昌幸など想定外、七つのストーリーを歴史小説界気鋭の作家たちが描く傑作短編集。
侍がいやになり、故郷を捨てて京で医者修行中の英俊。戦乱の世に翻弄されながら、彼は果たして“慈仁”の境地に辿り着けるのか。
理不尽な形で主家を滅ぼされた下級武士・金丸強右衛門。戦国から江戸に世の中が変わっても逞しく生きる道を探す新しい武士像を描く!
安房里見家の水軍にいる金丸強右衛門は、天下定まって後領地が半分に。暮らしのために海商として身を立てようと転身を考えるのだが
世界初の先物市場・堂島で仲買として相場を張る吉之介は、幼馴染のかたきを討つため、凄腕・十文字屋に乾坤一擲の勝負を仕掛ける
舞台は戦国期の京。公家の山科言継と家来の掃部助は、庶民の相談に興味を持つのだが、彼らのせいで事態はさらに混乱してしまう
室町時代、足利義満の命により明への使節に加わった主人公が、日本国の根幹を揺るがしかねない大陰謀に巻き込まれる長篇歴史小説
堂島の米市場で仲買として相場を張る吉之助は、幼馴染の敵を討つため、堂島切っての凄腕・十文字屋に乾坤一擲の大勝負を仕掛ける
京の町の庶民の揉め事に、貧乏公卿の山科言継と家人の掃部助が介入して、さらにややこしいことに!? 著者会心のユーモア時代小説集
一向宗門徒により古くから自治を守ってきた伊勢・長島。その地に織田信長が目を向けた時、悲劇が始まった。歴史スペクタクル長篇小説
足利時代、近江の国湖北の寒村が隣村から土地を巡る争いを仕掛けられた。村人は裁判に訴えんと京にのぼり、権門の間を奔走するが
一向宗を信仰、独自に自治を貫いてきた地・桑名は、急速に勢力を伸ばしてきた織田信長の脅威にさらされるが――。壮大な歴史ロマン
隣村から土地を巡る争いを仕掛けられた村は公事に訴えんと京の権門の間を奔走する。敵の真の狙いは別にあり、復讐劇が幕を開ける
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