作品
北条義時、源義経、明智光秀、平時忠、徳川秀忠…英雄の陰に隠れながらも実力を持った〝ナンバー2〟に着目する、傑作歴史エッセイ!
鎌倉幕府の成立は日本史上まれにみる大きな変革であった。その中核にある鎌倉武士たちの行動を、史書の裏から読み解く傑作歴史評伝。
伊豆の豪族北条時政の娘は流人源頼朝に恋をする。源平の合戦、鎌倉幕府成立、歴史の激流にもまれ乱世を生き抜く女を描いた歴史長編。
藩医の娘だったあや子、後の只野真葛。離婚、家の没落などを経て自由で個性的な随筆を書くに至った生涯を生き生きと描いた歴史長篇。
天下を狙う兄・信長と最愛の夫・浅井長政との日々激しくなる抗争のはざまに立ち、お市の方は兄の滅亡を願い、苛烈な運命を生きた
逆賊明智光秀の娘と罵られ、父と夫への愛と苦悩の極限に心の拠所を禁制のキリスト教に求めた玉。薄幸な生涯を送った女人を描く
信長の妹・お市と浅井長政の末娘・おごう。のちに2代将軍・徳川秀忠の正室となった彼女の運命をあざやかに映し出す傑作長篇小説
岩倉は孝明天皇毒殺の首謀者なのか——「尊王攘夷」「佐幕」といった言葉を剥きながら、新たな岩倉像を立ち上げた永井文学の神髄
源頼朝の挙兵、それはまたたくまに関東の野をおおい、鎌倉幕府が成立した。武士たちの情熱と野望を激しく描く、直木賞受賞作
壬申の乱から藤原京、さらに平城京へと都がうつる激動の時代。その裏で皇位を巡って氷高皇女が懸命に守り抜こうとしたものは——。
中国山地の小領主・毛利元就のもとに「鬼」といわれる吉川国経の娘が輿入れした。乱世を生きぬく武将と妻を描いた大河ドラマ原作。
壬申の乱から藤原京、さらに平城京へと都がうつる激動の時代。その裏で皇位を巡って氷高皇女が懸命に守り抜こうとしたものは――。
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