作品
コロナ禍のベルリン。若き研究者のパトリックはツェランを愛読する中国系の男性に出会い、その詩の世界へ導かれる。注釈付き翻訳小説
近づいたかと思えば遠ざかり、遠ざかると近づきたくなる。意識した瞬間にするりと逃げてしまうもの――傑作短篇集。
近づいたかと思えば遠ざかる。遠ざかると思えば近づく。手紙、スマホ、スカイプ。コミュニケーションの妙味を巧みに描く七つの短編。
バブルが崩壊し時代が沈潜の方向へと向かうとき、文学もまた新たなる再生の道を模索する。第百六回から百十回の秀作五作品を収録
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