作品
従来は蘇生するとは考えられなかった脳死寸前の患者を次々と生還させる「脳低温療法」とは? 救命医療の最前線を克明に追跡する
「脳が死んでも体で話しかけてくる」。自ら命を絶った二十五歳の息子の脳死から腎提供に至る最後の十一日を克明に綴った感動の手記
『犠牲 わが息子・脳死の11日』をなぜ書いたか――内面の葛藤と読者からの反響を通して、書くことによる癒しと再生を率直に綴る
大きく変動した日本のこの25年にいかなるノンフィクションの秀作が書かれたのか。テーマ別に本を通して考察する現代日本の総決算
様々な職業人の東西交流物語、国際コンクールで審査員を務めた名ピアニストが語る文化交流の現状など国際化最先端をレポートする
敗色濃い戦局の中、懸命の奮闘を続ける零戦パイロットと技術者たち。日米両国での取材と新資料で今次大戦を描く渾身の力作完結篇
変転著しい日本社会。そこでは今何が起こっているのか。新しい動きにどう対応すべきか。新時代を象徴する生き方を活写した傑作群
ソロモンから中部太平洋へ。米軍の本格的反攻が始った。戦局逆転の悲願をこめて新技術開発のため日本技術陣の必死の奮闘が続く…
時の内閣を倒した衝撃の調査報告「田中角栄研究」(立花隆)、大宅賞作品「ミカドの肖像」(猪瀬直樹)、「終わりなき旅」(井出孫六)を収録
第二次大戦の勝敗を決した大空の対決は日米の技術と国力、価値観の戦いだった。両国技術者、搭乗者のドラマを軸に描く決戦の全貌
ミッドウェー海戦の新事実を描いた『嵐のあと』(澤地久枝)、『陸軍特別攻撃隊』(高木俊朗)、『一死、大罪を謝す』(角田房子)を収録
金嬉老事件の知られざる事実を発掘した『私戦』など、法や社会に裁かれた人々を、刑事の眼ではなく作家の眼で見つめ直した三傑作
数百人の混血孤児に愛の手をのべた女性の生涯を追った『これはあなたの母』など、人同士の心の触れ合いと温もりが感動を呼ぶ三傑作
障害の苦難と闘う人、その家族、支援する人々のユニークな心と実践の記録。働き蟻でない、温もりある“第三の日本人の道”を拓く
時流に媚びず、逆境に屈せず、自らの信念、理性、情熱に殉じた人々の感動の軌跡。沢木耕太郎、鎌田慧、辺見じゅんの三傑作を収録
ガン、失語症、心疾患、脳卒中などの病いに立ち向い、挫折の中から自己の新たなる可能性と真の生きる意味を見いだした感動の五作
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