作品
昭和23年12月23日、7人のA級戦犯の死刑執行。その日はまさに「ジミー」、皇太子明仁の15回目の誕生日だった——
A級戦犯7名の処刑は、なぜ12月23日午前零時に始まったのか? 謎を解く手がかりは、ある子爵夫人の日記の中にあった
道路公団民営化に当事者として携わった猪瀬直樹。族議員や官僚たちの妨害をはねのけ、民営化を実現するまでのすべてがここにある
菊池寛の文藝春秋にいた美人秘書と朝鮮から来た美青年。時代は漱石の「こゝろ」から「モダン日本」へ、そしてさらに激変しつつあった
低成長下でも豊かになる方法とは? 少子化、高齢化で危機に立つ日本の経済・社会システムをいかに建て直すべきか、大胆に提言する
太平洋戦争開戦をめぐってなされた、知られざる意思決定過程を追うことで、あの戦争に突き進んでいった、時代の「空気」を探究する
窮地で必ず自殺未遂をした太宰。その太宰を利用しつくした井伏。ともに「悪漢」であった二人の作家の真実を抉る傑作ノンフィクション
小泉首相から道路公団民営化委員に抜擢された著者が見た、権力中枢の闘い、利権の秘密、裏切り。そして民営化実現までの全ドラマ
低成長下でも豊かになる方法はある! 道路公団改革で辣腕をふるった著者は、江戸末期百年のゼロ成長期に活躍した二宮尊徳に着目
若き日の川端康成と大宅壮一という二人の投稿少年を主人公に、近代文学史、雑誌ジャーナリズム史をも描出した青春小説の趣の評伝
夏目漱石によって芥川龍之介は見いだされ、菊池寛は否定された。その否定の中から、菊池寛が作り上げた世界が今日の我々を生んだ
経世会支配の打破を狙う首相から道路公団民営化委員会の委員に抜擢された著者が見た、権力中枢の闘い、秘密、裏切り、その全ドラマ
我々の支払った税金はどのように使われているのか? 無駄遣いをどうしたらなくせるか? この大事な問いに分かりやすく答えます
読むことは書くことであり、書くことは読むことだ。現代のあらゆるテーマを正確に読み取り、二千字にまとめる方法がここにある!
日露戦争から湾岸戦争まで、日本の運命を決した五つの戦争を俎上にのせ、縦横無尽に語りあう戦争論の決定版。文藝春秋読者賞受賞
『仮面の告白』に描かれた“祖父の疑獄事件”とは何か。官僚一家の家系と、数々の傑作との間には秘められた深い関わりがあった
税金は正しく使われているか? 公益法人は本当に必要か? この国を根本から問い直す五十項目を週刊文春の連載シリーズより精選
国家財政を破綻に追い込み、理念なき“開発”に狂奔する奇妙な法人の群れ。国民に寄生する「もう一つの国」の恐るべき実態を暴く
第一次大戦後に出された多数の日米架空未来戦記を日本人の精神史、日米関係裏面史として詳細に分析。日本の近代化、国際化を考える
『ミカドの肖像』『ペルソナ――三島由紀夫伝』『日本国の研究』……常に情報社会日本の深層をえぐり、時代を透視してきた著者の自伝的エッセイ、ルポルタージュ作品集。(後藤正治)
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