作品
本来漢字は日本語とは無縁。だから日本語を漢字で表すこと自体に無理があった。その結果生まれた、世界に希な日本語の不思議とは?
日本人の漢字コンプレックスを鋭く衝いた表題作をはじめ、歌、音訓の問題、文人達の逸話など、言葉をめぐる面白エッセイが満載!
日本語には未婚の女性への「呼びかけ言葉」が乏しい。はて、芭蕉はなんと呼んでいたのか? 表題作をはじめ、面白エッセイが満載
「政治の早稲田」をつくったのに、自ら衆院選に立候補すれば結果は96票。失意のままに全国をさまよった明治一の秀才「奇人」ここにあり
「貴様と俺」も元は「君と僕」だった、という話から東西の音便の差の考察に至る表題作をはじめ、言葉をめぐる面白エッセイが満載
漱石、鴎外、寅彦、茂吉……日本を代表する文章家たちの、この作品のここが読みどころ! 人物評をまじえた高島流面白「名作ガイド」
漢字の民間語源説の危うさを説いた表題作を始め、言葉に関連した面白エッセイが満載。高島「お言葉」ワールドはますます快調です
日本人の漢字コンプレックスを鋭くついた表題作をはじめ、歌、音訓の問題、文人たちの逸話など、言葉をめぐる面白エッセイが満載!
子どもの数え歌の謎を探る表題作をはじめ、和製英語の初出をつきとめたり、大新聞の略字に文句をつけたりと、先生はフル回転です
手紙の作法にうるさい日本人、しかし意外にも男が女に呼びかける言葉は乏しい。芭蕉はどうやったのか? 言葉をめぐる面白話満載
ふれあい、思い出づくり、自分探し……こんな言いまわしがいつごろから日本にはびこり始めたのだろう? 辛口のエッセイが満載!
二〇世紀初の「お言葉大賞」は「脚踏車」。そう、あの漱石先生もロンドンで練習していた、自転車なんですね。言葉にまつわる面白随筆
博文館『辞苑』の改訂版を中型辞書の王者に仕立てた岩波の商売上手を皮肉った表題作のほか「英語と日本人」などの読み物が満載!
大歩危小歩危は「歩くと危ない」とか、こういう語源説は結構ありますが、本当のところはどうなんでしょう。言葉をめぐる面白読み物
大学でも経済学の講義をまったくしなかった帝大教授をはじめ、人物や言葉にまつわる愉快なエピソードが満載。考えるヒントを授ける
破裂するランパンって、いったい何だ? 子どもの遊び歌の謎を考察する表題作をはじめとして、言葉の大海をゆっくりと自在に泳ぐ
自分探し、思い出づくり、癒す……過度に情緒的で大キライなこんな言葉が、なぜはびこるのか。世相、人心を鋭く撃つ痛快辛口コラム集
日頃、何気なく使っている言葉を、中国文学のウンチクを背に、ある時はバッサリ、ある時はチクリ。「週刊文春」連載の傑作コラム集
“もぢり英語”を「高島版空耳アワー」として取り上げ、外来語の問題をユーモラスに論じた表題作を始め日本語のオカシサを徹底追究する
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