作品
不運な死に方をした恋人から直筆で「近々迎えにいく」という手紙が。夕子と宇野はその恋人の母親を訪ねる――幽霊シリーズ第24弾。
老夫婦刺殺事件の容疑者に、時効事件の犯人がいた。今度こそ罪を償わせる、と執念に燃えるベテラン検事に後輩検事が抱いた苦悩とは。
幕末佐賀・鍋島藩は、オランダ渡りの一冊の専門書だけで反射炉を建設、鉄を作り大砲を製造しようとした。男たちの孤独な戦いの物語。
IT界で彼が有名なのはその実績だけでなく、世界中の過酷なレースに軒並み参加しているから。周囲に変態と呼ばれる著者のラン日記。
日本人の母を持つタンゴの名手・エヴァは日本陸軍の諜報員・吉川に魅入られ、スパイとして欧州での諜報・謀略に加担させられていく。
人類の叡智が詰まっている歴史。この最強ツールを使い、安倍総理から戦争まで、国内外情勢の深淵を読み解く方法を教えます。
大分の雄大な自然と移ろう四季のなか、生きる苦しみ、喜び、楽しみを著者ならではの視点で切り取った渾身の第二随筆集。
仇討ちに出た男の帰りを待つ遊女、夫に自害された妻の選ぶ道…身分や武士の矜持、制約の強い時代だからこその一途な愛の物語五篇。
終戦直後、故郷枕崎に戻った青年・古家守人は、李一族との不思議な縁を知ることになる。知られざる日朝関係にも踏み込んだ、感涙の中
アダムとエバの創世記、イエスの弟子たちを描く使徒言行録、終末を預言する黙示録。キリスト教徒の二人が聖書を精読し、語り合った!
17年前の殺人事件。自殺した被疑者は冤罪か? ファッションと文化の街・代官山の記憶の古層に迫る『地層捜査』シリーズ第二弾。
楽隠居を目指したはずが「楽」のつかないただのばあさんになったという佐藤愛子さん。3・11以後の世相を鋭く考察したエッセイ集。
空き家の浴槽で発見された死体は両手首が切断され血溜まりに浸かっていた。凶悪な殺人事件に挑むのは孫の背におぶさったお婆ちゃん!
「消し屋」と呼ばれるプロの殺し屋は、政治家の依頼により新興宗教団体に潜入するのだが……。人間の本質、宗教の根源に迫る意欲作。
学生時代の火村英生の名推理が光る「探偵、青の時代」、若いお笑い芸人たちの野心の悲劇「雛人形を笑え」など、青春の明と暗を描く。
辰巳家代々で深めた食の哲学。旬の味わいと共に、既刊随筆から拾う名言集。食事を作って食べさせるのは、やはり一つの「祝福」です。
相撲好きが高じ少年は行司になった。激しい稽古、間延びする自由時間、やめていく若手……角界の裏方の生態を描く、斬新な青春小説。
昭和20年8月、ソ連軍が満州へと進攻し、ハルピンの街も略奪に遭う。市内に住む浅野家が引き揚げるまでの1年間を描く、実話に基づく中篇
人気生物学者の最新作。日常の食、健康から芸術、機械文明まで、科学的かつ叙情的に解き明かす筆致が、色鮮やかな生命の世界に誘う。
『週刊文春』で大反響、「危ない中国食品」キャンペーンの書籍化。スーパー、外食などで何に気をつけるべきかをリストで徹底解説。
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