作品
漱石先生はロンドンで何を読み、何を観て、何を思っていたのだろう。希代の名随筆家が文豪の留学生活に迫る異色の紀行エッセイ!
時に厳しく、時にユーモラスに。政治からエンターテイメントまで、揺るぎない視点で世相を掴む、週刊文春人気コラムが遂に単行本化
「景気は底を打った」。この十年間「経済白書」つまり日本政府は見通しを誤り続けた。なぜか。戦後初の経済白書まで立ち返り考える
過保護の中で自己抑制を失う陸軍、成功体験に拘束されて現実対応力を無くす海軍。両者の対立は、昭和期に入ってより表面化していく
パクリ屋、紙屋、地面師、鉄砲取引……。詐欺師が狙っているのは大金持だけではない。貴方の前にも紳士ヅラしたヤツらが顔を出す
南仏生まれでユダヤの家系、ペストと戦う医師であり天文学者、意外とお茶目だったルネッサンスの巨人ノストラダムスの素顔を紹介
明治元年、極東のこの国には、アジアの草花の匂いがした――強いアウラを放つ西郷隆盛を主軸に描かれる、近代国家の揺籃期の姿
「もはや余命いくばくもない」と医者に宣告されたがん患者達が、なぜ蘇ったのか。自らがんと闘う著者が、その奇跡の歩みをたどる
電子メールなど使えなくても一枚の手書きのハガキで顧客の心を掴む不況知らずの営業マンなど、世紀末の暗雲を払う感動の実話満載
日本社会、文学、映画、自作などをテーマに、柄谷行人、坂本龍一、庵野秀明、河合隼雄……十二人の気鋭と語り合う刺激的な対談集
ピレネー山脈をまたぐ欧州最古の民族、バスク人の平和郷から、マドリッド、最南端のサグレス岬まで。嵯峨散歩、仙台・石巻を併録
全米で話題の女版『君主論』。美しく装うことが大切、愛で敵と対峙せよ……マキャヴェリとは違う、女ならではの画期的な闘い方を伝授。
最高級の中国茶はすべて台湾に集まる。味わい方・茶器選び、そして茶うけ菓子・茶葉料理まで、自由で楽しい喫茶の世界が大きく広がる。
一六四三年、密偵中に南太平洋で難破、漂流の果てにロベルトがたどり着いたのは、美しい島の入り江にうち棄てられた無人船だった
米国通称代表部で活躍し、現在は在日米国商工会議所会頭である日系三世の著者が、大胆に予見する日本経済復活のための処方箋!
人生をまるごと虚構するという矛盾を生きた大作家。その豊麗無比の大海に身を投じ官能世界をくまなくさぐった魅力あふれる評伝!
日本橋、人形町、蛎殻町、小網町など、変貌著しい下町を歩き、新しきなかに古き良き江戸の名残を尋ねる下町エンサイクロペディア
指揮者は一日に何回手を振るか? カッコイイ燕尾服とは? 後ろ姿からだけでは知りえなかった指揮者のヒミツをマエストロが初公開
砧が黄金期へ歩み始めるその年、ぼくは助監督に採用された。黒澤明、岡本喜八、武満徹、団令子ら綺羅星たちとの交流を今振り返る
サイレントの名花から戦後黄金期のスタアまで、日本女優の美しさ、妖しさ、可憐さを余すところなく伝える、写真と名文満載の決定版
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